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刀

作家
辻仁成
出版社
新潮社
発売日
2004-04-01
ISBN
9784103977049
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刀 / 感想・レビュー

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barabara

どうして一般人と結婚しないんだろ?失うものが多すぎるって一度の失敗でわかってるはずだよね。自分もチヤホヤされたい、騒がれたい、この俺様の相手なら…っていうのが、研ぎ澄まされた文章から滲み出ていた。それをまたこうして飯の種にする…リサイクルって言葉が浮かんだ。

2014/09/08

kaorin

早すぎた自叙伝。いつものように美しい文章。ただし、海の底を歩いているような気持になる。刀の精と共に生きる毎日。3度目の結婚をするまでは、現実と本人の心の中(刀の精)を行ったり来たりする記述だが、3度目の結婚あたりからほぼ現実を記述しているように感じた。刀の精も3度目の結婚から輪郭が薄れ、存在が消えていく。つまり、恐らく本人にしてはこの後の人生は3度目の人とその子供との完成された一生を歩む予定であったのだろうと思う。いつか(可能であれば)、この後の続きも読んでみたい。

2015/05/05

Yurie Mori

「私はあなたに会うために戻ってきたの」 愛情って何だろうね。

2014/07/05

バーベナ

いま、離婚が持ち上がっている話題の夫婦。(ミポリン)とのなれそめがそのまま書いてある。もう何年も前に読んだ時は、主人公:トオルの自分大好きすぎな部分に、驚いてしまって固まった記憶が・・。いま読み直すと、彼は3人の妻全てを一切悪く書いていない。潔いくらいに。『自分が至らず身勝手なんだ』という姿勢。なんかそこはいいなと思った。最後の妻(はず)の:ナナはまるで巫女さんのように、これからを預言していく。夫婦が続けられる秘訣、自分で書いてるじゃないの、破っちゃったけど。

2014/04/17

yosssy

1人の男・トオルと刀の精・ヒカルの物語。

2007/05/06

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