終着駅

ありん

こんなに心を揺さぶられた小説は久しぶり。はじめは人の道から外れたただのヤクザの闘争話だと思ってた。ヤクザはヤクザでも、心に鬱屈を抱え、生きる希望も意味も見いだせず、ただ単にヤクザの親分に拾われ、その欲の無さに逆に信頼されてきた。その心根が無垢なヤクザが事情で盲目になった女性と出会い、心を通じ合わせるようになる。女性に「愛してる」と言うために足を洗うつもりだったが、ヤクザには、臆病なのにつまらない根に持つ輩がいた。悲恋だな。

2024/01/08

twgt12 gmail

「これまでは、ただ生きるだけだった。いつ死んでもいいとおもってたんだ。別の生き方って言うが、 どんな生き方があるのか、正直おれもわかっちゃいない。だが、せっかくもらった自分の命を、自分のためだけでなく、誰か他人のために生かしてみたい、そんな気持ちになっている。こんなことを言えるのは、おめえだけだ」

2023/03/28

dra-wrappin

会話が読みやすく、サクサク読める。オチは救われないような…。

2014/08/17

もとやあね

くっ・・・岡部・・・(涙)

entaka

展開の仕方が良いのでサクサク読めた。結末は・・・。

2009/03/08