柳美里不幸全記録

肉尊

自分の中でイメージの良くない作家さんでした。約５年間にわたる、亡くなった旦那さんとの交換日記である本書は柳美里さんの人間性が剥き出しになって現れています。柳さんのお子さんのたけはる君が、本当にいい味を出しているんです。初めは我が子を守る強き母親の姿で読んでいたのですが、子どもが成長していくうちに、たけちゃんの方が母親化しているような気がしました。人生を素直に生きていく、「不幸な人生も不服じゃない」って、すごくカッコいいと思いました。

2016/02/25

れお

先にファミリーシークレットを読んで、虐待の過去などを知っていたので、タイトルから、内容がエライコッチャだったらどうしよう(~_~;)と思って読み始めたけど、年下の彼との出会いなどの謎は解けたし、柳美里は命を削る様に仕事をしてるんや！と改めて思いました。また、命などを再読したいと思います。

2012/10/20

mari

800ページもの分厚い本。今は亡き東さんにあてての交換日記だそうだけど、何でこのタイトルをchoiceしたのかわからない？？

2011/01/16

ヒロタカ

柳美里不幸全記録 柳美里 柳美里さんは初読みです💡 面白くなければ終わりにしたかったのですが柳美里さんは自分の思った事を文に表すのがとても上手な方だと感じました。 また一文字一文字まさに命がけで書いているように感じます。 亡くなった東さんに書いた5年分の日記。 ただそれだけなのに読まずに入られないほど俺の中で感情が揺さぶられました。 後半になるほど重い内容になっていきますが最後まで読んでよかった。 「命」シリーズも読んでみます。

2022/04/21

ベータケ(betake)

２段組８００頁の地獄。俺はあと１００頁のところでトイレで吐き、３８度近く熱が上がった（マジ）。読む人すら不幸にする恐怖の本か？

2018/11/27