ムジカ・マキーナ
ムジカ・マキーナ / 感想・レビュー
みこと
面白かった。19世紀末のウィーン、ロンドン、そしてパリ。科学技術と理想の音楽。音楽を貯える。その再生。音楽による快楽。究極の快楽。音楽の理想。機械の音楽。ムジカ・マキーナ。それはいつもここにある。
2014/12/09
えも
15年振りの再読■1870年のウィーンとロンドンに突然現れるクラブ・ハウスと電子音楽、そして麻薬「魔笛」。理想の音楽を求め、虚実入り乱れるサイバーバンク的疾走感。やっぱり好きだなあ、こういう感じ♪
2013/09/15
ユキタ
図書館。スチームパンクを期待して読んだが、思った以上に重厚な雰囲気と読み慣れない固有名詞、統一されない登場人物の呼称に翻弄されてだいぶ読み疲れた。音楽を文章に再現する難しさを想いながら、ブルックナー教授の即興演奏は実際に聴いてみたいと思った。
2017/03/26
夏子
19世紀の音楽家が機械を使って演奏する音楽と言うのはどういうものか、凄く興味がある。この設定だけで凄いわくわくします。 機械を使っての完璧な音楽を作るというテーマになんとなく「魍魎の匣」を連想しました。ブルックナー教授のキャラクターが好きです。
2012/03/04
まんま
音楽の描写が美しい、荘厳。
2020/07/09
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