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作家
北村薫
出版社
新潮社
発売日
1995-08-01
ISBN
9784104066018
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chichichi

気になっていた〈時と人〉の三部作に着手。第1作目。他でもよく見かける設定ではありますが、読み応えがあり面白かった。読んでる間中、この時自分だったらどうするだろ?どう思うだろ?と置き換えてドキドキしたり不安になったり楽しめました。第2作「ターン」ではどんな展開になるのかワクワク。

2015/09/03

千穂

金曜日の本屋さんを読んで、読みたい本に加えた一冊。17歳高校生だった真理子が、ある日突然25年もタイムスリップして42歳になってしまう。結婚し、17歳の娘がいて、教師を勤めている。その現実を受け入れ周りとの関係を構築していく様子は出来過ぎた小説とはいえ素晴らしい。教師として生徒とのやりとりが中々良い。20年以上前の作品にもかかわらず古さを感じない。

2018/06/23

ぷりん

 17歳がいきなり、教師らしく振舞えるのが不思議!!でも、大人になっても、思春期の頃の感じた思いを忘れずにいなさい。そうすることで、高校生たちの思いも理解できる、共感できるとうまくいくっていうメッセージを感じた。それにしても、この30年ぐらいで本当に世の中は変わった。徐々に変わっていくと感じないが、いきなり、25年をワープしてくると、改めて、時代の流れを感じた。

2016/03/14

藤枝梅安

哀しくて切なくて、でも励ましてくれる、そういう小説。  「夜のピクニック」が好きな人は必読。  あまり書くとネタバレになるが、「いつ、元に戻るのだろう」と思いつつ読み進めていくうちに、  そういうことを考える自分の姑息さに気づかされ、主人公の前向きな姿勢がまさに若さだ、という感動を受けた。 ◆生きていると、誰でも不条理な出来事に困らされたり腹を立てる。  そういう日常を煮詰めていくとこういう形の「不条理」になるのだろうか・・・。  「なぜ」と答えを探すより、押し寄せてくる現実に対処することが先決。

2010/02/07

はる

高校生がいきなり大人に成長してた。いつになったら元に戻るのかはたまた娘と母の記憶の入れ替わりなのかといろいろと想像しながら興味深く読む事が出来ました。実際には最後にそう言う事かって納得出来たけど、実際記憶がいきなり高校生になってたらパニックになる!でも、パニックになりながらも先生として成長していく過程はとても面白かったです。次回のターン、リセットも楽しみ❗

2016/02/28

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