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リセット

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作家
北村薫
出版社
新潮社
発売日
2001-01-01
ISBN
9784104066049
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リセット / 感想・レビュー

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chichichi

〈時と人〉三部作。第三作目。前二作と比べてちょっと趣向の違った作風と時代設定にのめり込めませんでした。が、読了後には爽やかな気持ちに。これはラブストーリーですね。こんな風になったらいいのにねー!と甘いことを言い合ってた昔を思い出して懐かしい気持ちにも、なったりならなかったり。ふふふ〜。三部作読み終わって、私は「ターン」が1番好きでした。

2015/09/06

拓郎

なんだかんだで読むのに三週間くらいかかってしまったので面白かったかどうかわからないです。でも最後はなんかいい感じで終わったのはすごく良かったです。

2015/08/29

ミーコ

三部作とは知らずに手に取りました。偶然にも戦時前後のお話を2冊続けて読みました。読み出してから中々物語に入れず、挫折するかも?と思いましたが 段々引き込まれました。輪廻転生のお話だったんですね。せっかく巡り会えたのに再度別離が。。 ハッピーエンドになって良かったです

2024/04/09

藤枝梅安

亡くなった人の魂が、別の人の体に宿り、別の人格として生きている間に、宿っている人の魂が表層に現れてくる、というオカルトめいた設定だが、「今」を真剣に生きようとする姿に共感を覚える。「リセット」というと現代の我々は「白紙に戻す」というような意味でとらえている。しかし英語の「reset」には「(折れた骨を)継ぎ直す」という意味があり、この本のタイトルは「途中で折れてしまった運命が継ぎ直される、」という意味だと私には思える。

2010/02/08

sai

友人からのお薦めをやっと読むことができました。文章の美しさ、凛とした女性の描き方が印象的な三部作でした。第一部では戦時ということで悲しい結末が予想でき、第二部では時が進み再び二人の出逢いと別離が。第三部では戦前から始まった二人の物語が実を結びなんとも言えない幸福感がありました。二人が一緒に獅子座流星群を見ることができて良かった。時が流れても二人の想いは続いていくのでしょう。石川啄木をもう一度読んでみようと思いました。

2016/09/08

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