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またたび

またたび

またたび

作家
さくらももこ
出版社
新潮社
発売日
2003-06-01
ISBN
9784104073054
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またたび / 感想・レビュー

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s-kozy

近所の図書館のイベント「ハッピーバック」で手にした本。このイベントは中が見えない紙袋にあるオノマトペが付いていて、その言葉にちなんだ本が三冊入っているというもの。私が選んだのは「わくわく」。本書はさくらももこさんが書いた雑誌「富士山」の1〜5号の中から旅エッセイをよりぬいたもの。さくらさん、いろんなところに行ったんですね、ロンドン、ハバロフスク、スリランカ、ベニス、チベット、初島、仙台などなど。随所に健康に気遣っていることがうかがえる記述あり。なのに今年の早過ぎる訃報。「これも人生の一側面だなぁ」と思う。

2018/11/01

Die-Go

図書館本。追悼さくらももこ。『ちびまる子ちゃん』の著者が世界各地を巡って、歯に衣着せぬ放談を繰り広げる。さくらさん自身が編集長、取材、執筆、挿絵、漫画も全てお一人でなさった雑誌『富士山』に寄稿された旅エッセイの中からの傑作選とのこと。さくらももこさんを制覇したい方なら読むべきだろう。★★★☆☆

2018/09/12

aoringo

さくらももこさんの雑誌『富士山』に掲載されていた旅エッセイ。懐かしいな。あくせく観光せずにお買い物やその土地の美味しいものを食べたり、マッサージをしたり、のんびり気ままなお人柄が感じられる。宝石やお茶など、好きなことには時間とお金をおしまない、ある意味贅沢な旅とも言える。自分はめいっぱい観光しようとしてしまうので、さくらさんみたいな大人のゆったりした旅行をしてみたくなった。

2019/01/12

Kumiko

さくらももこさんの本は全部読んだ気になっていたが、これは未読でした。旅行記はいくつかあると思うのですが、これは一篇が短くてちょっとずつ読み進められます。いつもの鋭いツッコミは控えめか。多くの場所を訪れ、とりわけベニスとベネチアングラスへの愛が深いのが伝わり過ぎるほど伝わってくる。こういう工芸品ホントに好きですよね~。生前にさくらさんが美味しいものを沢山食べて素晴らしい景色に感動しているのを、また一つ知ることができ、ちょっとだけ嬉しい。喪失感は変わらないけど。

2018/09/28

野のこ

小学生のころはまるちゃんの漫画よく読んでました。エッセイは初めて。さくらさんの「あんたバカだねぇ」のセリフや父ヒロシも登場してにやりでした。ちょいちょい毒発言、愉快な旅の仲間たち。石井さんいじりが面白いかった。スーツ姿が怪しいT-MAXさん、でもマトリックスみたいでちょっとかっこよかったです。広州の金木犀みたいな香りのする玉龍山茗という中国茶はぜひ飲んでみたいです。そしてやはりイラストが可愛いかった。他のも読みたいな

2017/06/07

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