音楽は自由にする
音楽は自由にする / 感想・レビュー
ゲンキ
ご逝去を悼み、本書を手に取りました🙇 2009年に、ご本人が57歳の時に書かれた自叙伝です。決して自慢ぶった話は一つもないのですが、結果を見てみたら、凄い話ばかり。集まってくる人も凄い人ばかり。天才とは、このような人のことをいうのだ、と思いました。ありがとうございました🙇
2023/06/08
バネ
57歳の教授が綴った半生記。本人は「大したコトは何も出来ていない」と言われているが、何をおっしゃるである。コレだけ様々な経験、ソコから生まれる様々な音楽を提示するコトって尋常ではないかと。私も何度もLIVEに行ったり、EVENTで直接話したりしてきたが、常に変わり続けている教授には敬服しかない。 ユキヒロが逝去されて実現不可能になってしまったが、出来ればまたYMOで演って欲しかった。。引き続き、元気に活動を続けて欲しい。
2023/03/29
踊る猫
この自伝で語られる坂本龍一という男は、実に不思議な存在だ。時代を常にリードしてきた人物でありながらそんな野心はなかったみたいだし、文化人が一目置く知性の持ち主でありながら彼自身が著名になりたいというエゴもなかったみたいだ。いつも受動的で、音楽や文化の盛衰の波に揉まれているうちにその乗りこなし方を覚えて、そうしているとあれよあれよとスーパースターになっていく。実にうらやましいんだかなんだかよくわからない人生だが、ともあれそんな生き方だからこそポップスからクラシックまで幅広い領域を横断できることは間違いない?
2022/08/27
蘭奢待
坂本龍一の自伝。母親の熱心さで幼少期から音楽に浸かった生活。ピアノを習い、作曲を習う。高校ではほとんどファッションのように学生運動に明け暮れるが、隔世の感がある。藝大では音校に入るが、美校に入り浸り、その頃の縁がのちの坂本龍一を作っていったようだ。YMO前夜、3人でバンドを結成に至ったやり取りの描写はあるものの、何がきっかけで、どんな経緯がブレイクのきっかけになったのか。最も知りたかった部分が欠け落ちている。自伝にはよくあるパターンだが。
2018/11/04
ふう
結構知っていることの確認の繰り返しみたいな読書だったのだけど、えっ?あの一亀さんがお父さんだったの⁉️ なるほどなあっと。
2024/02/10
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