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還暦探偵

還暦探偵

還暦探偵

作家
藤田宜永
出版社
新潮社
発売日
2010-10-01
ISBN
9784104117055
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還暦探偵 / 感想・レビュー

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B-Beat

◎還暦とか定年退職、子供は独立、夫婦水入らずとか何かと今の自分の身の丈にあった作品が多いと以前から注目していた作家さん、今回初読み。6編の短編集。どの編も都会に住む中流から上流層の還暦近辺の夫婦が登場し、夫婦の間で一波乱とか一悶着ありながらも最後は落ち着くところに落ち着いてしまうというか。 しかしながら現在ランニングというスポーツに夢中な身からすると、過去の映画や音楽を懐かしむ前にまだまだ挑戦してみるものは残っているのでは言いたくなる。田舎の道を走る自分とはその意味でも住む世界が違うということかな。

2015/10/23

ミーママ

図書館の本。 初めての作家さんです。 還暦、定年退職、子供の自立、まさに我が家に迫った事柄! いろいろ考えなくちゃ❗ 2018-17

2018/02/15

ぶんこ

題名に惹かれて読んだのですが、探偵まがいだったのは最後の章だけで、ちょっとガッカリ。 60歳前後の男性の胸の内を、考えたこともないのに気付かされました。 今は、60歳前後といっても若い、若い。 特に女性は第2の青春を謳歌しているような、そんな知人が沢山います。 その人達にも夫がいて、この物語の主人公のように、色々な思いを抱えているのだなと。 なんだか、今まで考えてもいなかった世界に、目が開かれた感じで、面白かったです。

2014/04/24

美月0217

還暦前後の男性の話ばかりの短編集。還暦探偵とあったので、てっきりその年代の人が探偵をする話ばかり…と思ったら違ってましたね(笑)最後の話だけが探偵の話でした。

2014/07/03

asa.com

還暦前後の男性を描いた短編集。 いくつになっても新たな恋や昔の恋にときめいたり、妻との関係に思い悩んだりジタバタしたり、前向きで積極的でパワフルで、でもちょっと切なくてかわいらしいおっさんたちのお話です。 仕事がなくなったり、子どもが旅立っていったり、周囲との関係もかわってくる。 還暦、第二の人生・・・おっさんたちの「難しい年頃」ですな。 おっさんたちの複雑で微妙な心情にニヤリ。 いくつになっても男性は、困ったもんですな(笑)。。。 探偵の話では全くないのであしからず(笑)

2013/09/04

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