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ミルクのお茶

ミルクのお茶

ミルクのお茶

作家
おーなり由子
出版社
新潮社
発売日
2001-09-20
ISBN
9784104163038
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ミルクのお茶 / 感想・レビュー

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ままこ

何かと気が合うお隣のリリコさん。さりげない思いやりのある友情にほっこり。〈お互いの中に、その人のための椅子を用意する〉あとがきの友達とはの考え方もいいな。おーなり由子さんの柔らかな絵と文が優しく沁みる素敵な作品。梨の香りがするミルクのお茶飲みたいな。

2020/09/06

おくちゃん🍎柳緑花紅

図書館で目があって棚から手に取る。読んでいるうちに、あれ?文字が見えなくなってくる。私の瞳は何かの水で溢れそう。あとがきに友達になるということは、お互いの中に、その人の椅子を用意することなのかもしれません。。。。。大切な椅子をなくさないでいられるとしたら、それは相手のおかげなのかもしれません。そうだね‼相手のおかげ♪素敵な一冊。

2015/11/30

emi

このミルクのお茶は、男の人とは飲めない。大切な女友達としか。梨の香りの紅茶が2割、のこりはぜーんぶミルクでお砂糖はなし。隣のリリコさんと、仲良くなるたび、ミルクはどんどんふえていった。失恋のたびに、出会うたびに、泣くたびに、笑うたびに…。リリコさんに、ねぇお茶飲まない?と声をかけて、うんいいよ、と一緒に飲むミルクのお茶は、なんて心安らかなお茶でしょう。なのに…。こんなお隣さんがいたら、こんなお友達がいたら、時につらいことがあってもいい。だって一緒にミルクのお茶を飲んで、泣いて笑って元気になれるのだから。

2015/05/31

hiro

素敵な絵本(灬˘╰╯˘灬)。・゚ 私の宝物になりました。読みながら海外にいる友人を思い浮かべ…フフフと笑ってしまいました(*-艸・*)「友達になるということはーお互いの中に、その人のための椅子を用意することなのかもしれません。」(あとがきより)友人に 今は照れくさくて この絵本の話は出来ないけど いつか話せたらいいなぁ~(*・艸・)

2015/05/17

kiisuke

同シリーズの「幸福な質問」がとてもよかったのでこちらも。幸福な質問はカップルのお話でしたが、こちらは友情のお話。出逢いと別れの季節の春へ向かう、この時期に読めたことも良いタイミングでした。だれかを想う気持ちって素敵だなぁ。温かくてこころにしみました。最近コーヒー派の私もミルクたっぷりのお茶が飲みたくなりました。そして…一番最後のページのふたりにまたまたジーン…♡

2015/02/15

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