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化生の海

化生の海

化生の海

作家
内田康夫
出版社
新潮社
発売日
2003-11-19
ISBN
9784104182039
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化生の海 / 感想・レビュー

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あつひめ

道新でこの作品を知った。北海道、北陸、九州。目に見えないものを浅見さんには、微かな匂いでかぎ分けることができる。余市は、マッサンのニッカウィスキー工場も出てきて場面をイメージできて、ちょうどよい物語だった。親の一方的な理由で子供が不幸せの坂道を転がり落ちるのはどんな理由であれ苦いものがあった。浅見さんは警察ではない。どんなラストになるかは想像ができたが、あのラストでよいのか、また苦いものが込み上げてきた。428ページと大作でかなりの読みごたえ。謎の糸が解けていくところは夢中になってしまった。

2014/10/19

Kiyoshi Utsugi

内田康夫の「化生の海」を読了しました。 浅見光彦シリーズの一つです。 北は北海道の余市、松前、函館から南は九州の津屋崎までを浅見光彦が駆け巡ります。 ニッカウヰスキーのある余市な住む三井所剛史(みいしょたけし)の死体が、遠く離れた石川県加賀市の橋立という漁港の近くで発見されるところから物語は始まります。 三井所剛史が残した「卯」の字の刻印のある人形をヒントに、浅見光彦が事件を解決に導きます。 面白かったので、またまた一気読みとなりました。

2019/05/14

しんた

やっぱり長編。久しぶりに読み応えあった。秘められた父の過去。北海道、下関、加賀。今度下関の神社に行って来よう。

2013/04/05

しゅー

人形で辿るストーリーが面白かった

2022/09/17

nickbear

内田康夫作品は初めてで、読み始めてから、あのTVで有名な「浅見光彦」小説なんだと、、、。探偵ミステリーとしてありがちな少々無理くりに仕組まれすぎているプロット感はあるけど、ストーリー背景が恐らく膨大な時間と労力を掛けただろう調査と取材に裏打ちされているので、小説としての奥行が感じられた。面倒だけれど、地名とか登場人物とかをググりながら読むと面白いですよ。本書のお陰で北前船や九谷焼、漆器などについて知るところ多となりました(笑)あまり読まないミステリー物だけど、この人の作品なら又読もうかな?★★★★☆

2016/01/02

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