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新しい生物学の教科書

新しい生物学の教科書

新しい生物学の教科書

作家
池田清彦
出版社
新潮社
発売日
2001-10-31
ISBN
9784104231027
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新しい生物学の教科書 / 感想・レビュー

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猫柳

理系科目が苦手で生物学をざっくりでいいから学びたいと思い読んでみた。各章にあるまとめの存在がありがたい。この本でもどちらかと言うと心と脳は同一であるという見方で、フィニアスゲージの例が載っている。しかし二元論的立場では心理学は科学では無い扱いなのだろう。 人間理解が少し深まったように思うが、やはり苦手なので難しい用語を使われている場合はさっぱりで、その時は潔く諦めた笑。

2023/09/22

伊野

筆者は構造主義生物学に基づいて考察する。これは例えば、旧人類が手や指先を用いることで脳が巨大化したのではなく、脳の巨大化があったから指先を用いて複雑な作業が出来るようになった、という適応よりも順応に寄った考え方である。それにしても、教科書は学術的視点から読むと意外と面白い。学校の授業では表面をなぞるばかりでそれほど深く掘り下げない。しかし、本書を読んで、掘り下げたところにこそ興味の種は存在するような気がした。理解困難にならない程度に、分野ごとに有機的繋がりを持たせること。

2019/02/04

わお!

◾️高校の生物を修了した前提で書かれた本。中学までしか生物に触れてこなかった読者(例えば自分)は、内容理解がなかなか困難。万人向けではない。◾️とはいえ、色々と小話が載っており、生物を学んだことがなくても、面白いパートもあった。◾️(抜粋)現代文明というのは要するに過去の生物が億単位の年月をかけて作った財産を、100年単位で消費している生活様式のこと。

2019/02/02

Doraneko358

よくわかんないけど、必要ならばまたいつか読もう。

2017/04/10

ルアット

高校のとき生物学を習っていたが、こんなこと習ったっけということがたくさんあって新鮮だった。広く浅くという感じだったので、素人にはなかなか面白かった。

2011/11/02

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