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蛍の行方: お鳥見女房

蛍の行方: お鳥見女房

蛍の行方: お鳥見女房

作家
諸田玲子
出版社
新潮社
発売日
2003-01-01
ISBN
9784104235063
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蛍の行方: お鳥見女房 / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

シリーズ2作目。えくぼの可愛い肝っ玉かあさん・珠世さん。気分は『東京バンドワゴン』のサチさんが、江戸時代に大家族?と繰り広げる人情噺。なんでしょう、この安心感は(笑)表題作のような、しみじみ大人の味交えつつ、幼い子供たちの成長ぶりが楽しく。少女から娘に変わる女心もいじらしく。嫁いだ娘もたくましく。お鳥見役の裏御用から主人も息子も戻り、極楽とんぼの源太夫と多津も戻り、さて次の巻では女雛と男雛の祝宴でしょうか。

2011/12/13

ゆみねこ

シリーズ2作目。密命を帯びて沼津にいったままの夫伴之助を待つ珠世さんと矢島家の面々。居候の源大夫一家も含め、人柄の良い人物が勢ぞろいする物語。大役を果たして戻った伴之助さんを支えて、これからの展開が楽しみ。次も予約しなくては。

2013/12/16

ちょるる

お鳥見女房シリーズ第2弾。相変わらず矢島家の女房珠世がとてもいい。「言葉とは不思議なものです。わるいと思えばわるく、よいと思えばよく思えてくるものです。ですからね、褒められたと思うことです」と珠世が娘幸江に言った言葉が特に印象に残る。ドキドキする場面が多かったけど、珠世の夫伴之助が傷心だけど帰ってきたので安心した。居候の源太夫が見違える程頼もしい。矢島家と源太夫家族の幸せを願う。珠世(憧れます(^^))の気持ちになって読了。

2015/09/11

マーガレット

御鳥見女房シリーズ第二弾。沼津に行ったきり戻らぬ夫、追いかける次男と源大夫…。そんな不幸を嘆くのではなく、笑顔で福を待つ珠世。日頃、ままならないことにくよくよしたり、落ち込んだり…そんな時に元気をもらえるこのシリーズ、珠世を見習って、笑顔で前向きでいたいものです。

2015/11/15

ねむねむあくび♪

図書館で発見。諸田さんの棚で、お鳥見女房シリーズが5冊きれいに並んで、おいでおいでと誘っていた♪(^.^)一冊読んだら、しみじみと面白くてやめられへん( ̄∇ ̄*)ゞもったいないからゆっくり追いかけようと思ったのに、皆さんのコメントを読んだら、また読みたくなってしまう~(^o^;)珠世さん最高です♪暖かくて優しくて遊び心もあって…憧れますね(*^^*)

2012/07/13

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