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大密室

大密室

大密室

作家
有栖川有栖
出版社
新潮社
発売日
1999-06-01
ISBN
9784104308019
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大密室 / 感想・レビュー

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なつー

豪華な顔ぶれが密室にどれほど苦しんだかのあとがきもあり、どれも楽しめた。北森さんの那智シリーズのみ既読。 法月さんの『使用中』と山口さんの『人形の館の館』が特に良し。ただ舞台が外国のものが多く序盤なかなか頭に入ってこなかった。

2020/01/31

chii

8人の作家による「密室」をお題にしたお話。有栖川さんのお話が読みたくて図書館で借りたんだけれど、イマイチ・・・短編だからしょうがないか・・・法月綸太郎の「使用中」が面白かったです。トイレの個室という設定・・・笑いましたぁ~。中に入れない密室じゃなくて、外に出られない密室なんですよ。こういう考え方もあるんだとフムフム・・・楽しめました。

2010/12/12

RAKUSI

7人の作家さんの短編小説。初読みの作家さんもいる中で、北森鴻さんの不帰屋は、好きな那智シリーズ、良かったです。笑えたのが使用中、面白かったです。一つ一つの作品の後に、各作家さんのエッセイもあり楽しめました。

2014/07/27

ぺんぎん

図書館で目に付いたので借りてみたわけで…。短編で密室テーマという内容での競作。普段あまり読まない恩田さんの話が印象に残った。作品の最後にそれぞれ作者が密室についてエッセイを残しているんだけどこちらのほうが楽しかった。

2011/10/04

朱音

密室は本格の華、かもしれないけど密室トリックには正直そこまでやらんでも!といったものも多いのが現状。「密室のための密室」ってちょっとナンだよなという気もする。でも読んでいて密室、となると燃えるのも事実(笑)。このアンソロはそんな無理な設定のものではなく、偶然なってしまった密室と言ったものの方が面白かった。密室についてのエッセイは作者の思い入れが(あるものもないものも)伺えてよかった。

2010/01/08

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