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見えない音、聴こえない絵

見えない音、聴こえない絵

見えない音、聴こえない絵

作家
大竹伸朗
出版社
新潮社
発売日
2008-12-01
ISBN
9784104310029
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見えない音、聴こえない絵 / 感想・レビュー

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MO

急いで読もうとすると、おい、待てよとばかりに肩を掴まれて引き止められる。面と向かい合ってじっくり話を聞けば面白くてもっと話を聞きたいと欲が出る。所がそんなところで、もう終い、とばかりに背中を見せてすぐに終わってしまう。文筆業専門ではないので、始めは読みにくかったけど、じっくり一文一文拾うように読むと、大竹さんの言葉がガツガツくる。そしていつしか大竹さんの目で見ている景色を見せてくれて、心の声で語ってくれる。

2022/04/20

nizimasu

実は久々に読んだ。東京都現代美術館でやった「全景」展のスクラップブックは確かに圧巻だった。その前後の心の動きや、準備期間のこともまるで備忘録のように詳細にこの本の中では描かれていく。実際、多くの立体や鳴りもの(楽器をモチーフにしたオブジェ)なんかもあってインパクト満載だけど、30年近くにわたるコラージュ的なスクラップこそ、この人の内面そのものではないかと思ったものだった。その内蔵むき出し感は、そこはかとなく大竹さんの文章からも醸し出されるのだけれど、この本ではむしろおとなしめだったかな。でも元気出る本

2015/01/21

浦和みかん

エッセイ集。著者の中ではコラージュが(単に芸術様式という以上に)重要な位置を占めているのだろう。芸術とは何か、芸術に関わり続ける自分は何者なのか。直接的に答えは出さないが、時に飛躍を含んだ思考の移り変わりにその一端を知ることができる。

2019/02/25

太陽の塔

直島銭湯に行く前に大竹さんのエッセイで頭の中をのぞき見。

2018/10/02

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