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BH85

BH85

BH85

作家
森 青花
吾妻ひでお
出版社
新潮社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784104339013
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BH85 / 感想・レビュー

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miroku

一般ではノーマークの作品だが、進化・終末テーマとしては異色でありながら、独自で秀逸。予想外に面白くて儲けた気分♪

2015/02/22

k16

養毛剤から始まる世界滅亡。 バイオホラーでパニックものである意味侵略もの? ブラッド・ミュージックみたいで面白かった。 タイトルはオチにつながる。良作。 吾妻ひでおイラストが更にいい味だしてる。

2021/01/04

びぎR

「養毛剤を発端としたバイオハザード小説」なのですが、コミカルな出だしに反して思いがけず大げさになっていきます。究極の生き残り系(?)SFですが、生き残らないのも幸せかもと思わせる部分もあります。いい大人が電車の中で読むにはブックカバー必須な(笑)吾妻ひでお氏の表紙もいい感じです。こういう作風好きなので作者が寡作なのがつくづく残念です。

2017/05/18

サト

効かないはずの養毛剤がよく効く。毛が生えてきて10日で5センチも伸びてしまう。コミカルなカバー絵と帯に惹かれ読んでみた。バカバカしくて、しかし恐ろしく、壮大な人類補完計画的なお話。補完される側ではなく、されない側からのだけども。すべてとの融合は心地好いのだろうか。そして融合した後の家族や友人や恋人を、その人と認識できるだろうか。その人をその人たらしめるものは、やはり記憶か。でも水木さんの言う「姿かたちも歩き方も笑い方も手の感触も」大切にしたいのも本当。平和な終わり方で良かった。面白かった。

2019/10/03

タケミチ

のほほんと終末SF。何も考えずに楽しむこともできるけど、考えようと思ったらけっこう考えることができる。

2015/07/03

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