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12星座の恋物語

12星座の恋物語

12星座の恋物語

作家
角田光代
鏡リュウジ
出版社
新潮社
発売日
2006-10-19
ISBN
9784104346035
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12星座の恋物語 / 感想・レビュー

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masa

星座占いを見るとき、僕は自分の乙女座だけでなく、気になる人の星座の結果もこっそり調べてしまう。何もこそこそする必要はないとも思うのだけど、なんとなく後ろめたい気持ちで。そして、自分の結果は斜め読みなのに、他人のは熟読し、いいことが書かれているとちょっと嬉しくなり、ラッキーアイテムまで妙に意識したりするのだ。さらに、相性の良い星座が乙女座とあれば気分は上々だ。占いは空想で補完する抒情詩なのだろう。同じように、僕はあなた達の住む見たこともない街の天気予報を気にして視ることがある。明日は世界中が晴れますように。

2019/02/28

さおり

図書館本。星座の順に、その星座の男の子がメインの短編と、女の子が主人公の短編。鏡さんの解説。人が12にわけられるとは思えないながらも、毎朝めざまし占いの順位を確認する私。まわりの人々を思い浮かべつつ読んで、当てはまることがあってもなくてもなかなか楽しめました。私は獅子座ですが、昔っから違和感ありまくりなんですよねー。獅子座だったらそれらしく、もう少し華やかな人生を歩みたいと思ったり。その、現状を受け入れない感じが獅子座らしさなのか。

2016/05/16

ひろ

魚座の鏡リュウジさんと、魚座の角田光代さんが組んで、12星座ごとの男性、女性を中心にした24の物語。物語は、短すぎて心に残るものはなかったが、「はじめに」に書かれている鏡さんの話がいい。日頃から、小説を読む人と読まない人(身近では、私は本好きだが夫は全く本を読まない)がいることが不思議だったが、そうか、だから私は本を読むのかと、改めて気付かされた。「○座君のチェックポイント」「○座君の正しい見極め方」「○座女の本当のホント」「○座女性のテーマ」など、星座ごとに書かれていて楽しめた。

2018/02/06

寂しがり屋の狼さん

12の星座に纏わる男女の短編集。それこそ星の数ほどいる男女を12のカテゴリーに分類するのはどうかなと想いつつも、星座占いの良いところだけを心に刻む自分⭐️(*^.^*)

2019/08/17

星群

星占いとか血液型占いって、何だかんだいって、やっぱり気になります。その星座の家族や友達を思い浮かべて、当てはまってる!とか、どうかなぁ〜と首を傾げたりと、興味深く読みました。ただ、魚座の私から一言いわせてもらえれば、意気投合したとは言え、居酒屋で知り合ったばっかりの人の部屋に着いていったりなんてことは、私の場合は100%ないでしょう(笑)…それとも!?

2013/03/10

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