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別れのあと

別れのあと

別れのあと

作家
小手鞠るい
出版社
新潮社
発売日
2009-01-01
ISBN
9784104371044
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別れのあと / 感想・レビュー

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ベイマックス

小手鞠劇場。5つの短編集。結婚して変わる男、不倫する、不倫される、性愛などなど。

2023/01/27

minami

「別れのあと」を生きている女性たち。5遍の短編集。好きになって結ばれて、でも別れもあるし、最後の恋と思ってもまた人を好きになることだってある。過去の恋を思い出しながら、今は孤独を感じず自由に生きている女性。子を失って離婚、その後最後の恋かと願っても別れがあって、それでも人生捨てたもんじゃないというような幸せが待っていることも。全編通して女性たちの恋する感情の激しさに私はちょっと怯んでしまう。みんな、渾身の力で愛していたのだな。恋愛は相手があってのことだから面白くて切ない。過去の恋愛はやっぱり忘れはしない。

2022/12/15

ひかる

読み終わったあとの深呼吸で、心の中にあったもやもやが、少し薄まった。この湿度が心地いい。良い作品に良いタイミングで出会えた。

2013/11/10

くろにゃんこ

短編集。恋をして愛して愛されて・・・別れがくる。そしてまた…不倫が多いのが気になるけど、力いっぱい生きている。たとえ終わってしまってもその経験がこれからの自分を作っていくのだな。

2020/12/20

きいろ

短編集。愛ってなんだろう?読みながら考えた。婚約指輪の話が素敵だった。最終話、10年後の私は幸せですって言葉も好き。私も10年前の私に教えてあげたい。ささやかで、柔軟で、涙もろいけど芯は強い。そういう生き方ならばさらに10年後20年後50年後の私も幸せだと確信。愛や幸せって、結局育てていくものなのだと読みながら教わった感じ。

2018/10/21

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