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美しい心臓

美しい心臓

美しい心臓

作家
小手鞠るい
出版社
新潮社
発売日
2013-05-22
ISBN
9784104371051
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美しい心臓 / 感想・レビュー

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ベイマックス

不倫恋愛作品。恋愛描写はさすが小手鞠さん。ただ、途中で読んだことあるような感じがしてきて集中できなかった。似たような内容の作品を読んだのかはっきりしない。

2022/09/02

ユザキ部長

なんだか、女も男もさびしい生き方。なんでこの本を手に取ったんだろ。何となく読んだハズレ本。

2019/06/13

キムチ

薄いからということもなかろうが超絶スピードで読んじゃった。一言でいうなら「純粋に不倫を正論で言ってのける」女性の小説。小手毬さんならではの丁寧な言葉運び、そして「彼の死を願う」私が「彼が生き抜くこと」を願うに至る心象変化を綴るくだりは芸術的・・なのに、私には虚ろな文が流れていくだけで心に響かない。ま、決定的なことは、個人的に「不倫は許せない、認めない」という価値観のなせる業かな。ラストの連綿たる心理描写では「自己中でしょ・・いい加減にして」と感じてしまった。作品の読み方としては異端かな。

2015/06/19

けいこ

出会って、幸せに過ごして、突き落とされて、別れてって良くあるストーリーではあるけれど。淡々とした語りがかえって激しさを助長する。外国での日々は本当に幸せそうで、一瞬それが不倫だと忘れるくらい。でもやはり。トドメを刺された後の『わたし』の妄想と狂気が怖くて悲しい。死んでしまえばいいと思う程に愛していたのに、ラストは愛していないから生きてほしいと願う。『あなたを愛したほどに誰かを愛する事など、金輪際ないのだから』生きて。深すぎて、わかるような、わからないような。でも綺麗な文で入り込めた1冊。

2022/08/08

* jazz *

読み始めはとっつきにくかった((不倫)旅行までくらいかな?)けど 所長の想定外、第3子誕生暴露から一気に盛り上がったヽ(・∀・)ノワーィ ♪ まぁ、不倫も色んなカタチではびこってますな・・・ 気持ちがありありと分かる描写・情景は読んでいて引き込まれました。 でも結局“私”は不倫からは抜け出せたけれど、次の恋はできなそうな 寝覚めの悪いラストでした... ちゃんと恋愛して下さい、好きな人を葬ってしまいたいほどの深い愛情を 持っているのなら・・・ これが恋人殺人やストーカーの原石みたいだ・・・????

2016/07/18

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