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おめでとう

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作家
川上弘美
出版社
新潮社
発売日
2000-11-01
ISBN
9784104412013
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おめでとう / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

お互いに家庭を持つ恋人同志が昼間の数時間だけお部屋で鍋をつついたり失恋旅行に女二人で出かけたり 誰にでもある日常の中に誰にでもあるけれど決して忘れることのできない切ない思いを描き出した恋愛模様12編

2001/01/02

ばちゃ

恋愛短編12編。すごく読む側に想像の余地を残す、そんな短編集だった。短編集だけど、次に引きずらなくて、しかもすぐに次に集中できてしまう。川上弘美さんの言葉はやはり好きだなぁ、と思った。「どうにもこうにも」「夜の子供」「天上大風」「冬一日」がお気に入り。

2014/10/06

紅羽

図書館本。とても淡々とした印象の恋物語たち。たまにゾクッとさせる言葉があったり、心にズシンとくる展開にソワソワしたりしますが、淡白で透明感のある文章がそれらを優しく包み込むので、最後は何となく温かな気持ちになります。

2015/05/08

おでんのたまご

終わってしまっていたり非公式だったり、そういう恋愛の話が多い短編集。モモイさんに取り憑かれる話、面白くてすき。「冷たいのがすき」川上さんが書くと不倫という言葉から連想されるようなドロドロした雰囲気にはならないなあ、でもアラフォーのゆるふわ不倫カップルてムカつくなあ、とか思って読んでたらだんだんじっとりとしてきて、ほんのり怖くて寂しい。

2021/03/31

マッピー

帯に「ぽっかりあかるく深々せつない12の恋の物語」と書いてある。 とりあえず、いつもより人間度の高い作品が多い。 恋愛小説は割と苦手だけど、めっきり体温の低そうな人たちの作り出す恋愛模様はなかなかに愉快。 普通ここで修羅場でしょう、というところが非常に淡白で、あとから修羅場のタイミングを逃したことに気づくような人って、割と好きなのだ。

2014/10/08

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