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ゆっくりさよならをとなえる

ゆっくりさよならをとなえる

ゆっくりさよならをとなえる

作家
川上弘美
出版社
新潮社
発売日
2001-11-24
ISBN
9784104412020
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ゆっくりさよならをとなえる / 感想・レビュー

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キジネコ

この人の文章は気持ちが良い。全くの他人と肉親の間にいる年上のまぶしい女のひと、の感じ。ふとした瞬間にかぐ体臭が切なくて うれしくて恥ずかしくて… それが恋だなんて毛頭知る由もない頃の幼年の心持を思い出す。のは私だけだろうか?実際の年齢ではなく 存在自体が 永遠にちょっと年上の姉さん。「ばかねえ何見てんの さあ お首上げてボタン止めてあげようね」私に優しくしてくれた近所の姉さんを思い出す。私は まだ学校に上がる前だったなあ… って。久しぶりの再読、ゆっくりとほぐれていくのです。物語は変哲のない日常である。 

2019/06/07

がいむ

10年くらい前に出たエッセイ。いろんな雑誌に連載したものを集めたもので、あとがきにあるように共通するのは「本のこと」と「まごまごした感じ」。最近の川上さんのエッセイのほうがとぼけた味わいがあるけど、これも身近なことの描写がおもしろいです。「今までの人生で一番多く足をふみ入れた店は本屋、次はスーパーマーケット、三番目は居酒屋だと思う。なんだか彩りに欠ける人生ではある。」わたしはどうだろう?スーパー→本屋→珈琲屋かな???

2011/07/11

川上弘美さんが更に好きになりました。本のこと、そしてまごまごした感じ。好きな空気です。

2011/11/23

NагΑ Насy

猫のゆりかご、春のおでん、連休のそらまめ。初めてぐっと気温のあがった2月の終わりの東京の宵に。火星と金星が西の空に並んでいるはずだけれど、きっと雨雲で隠れて見えない、月曜日。

2015/02/23

こよみ

エッセイはいいね スパナポって給食に出てくるやつがそんなかんじ

2012/12/24

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