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深尾くれない

深尾くれない

深尾くれない

作家
宇江佐真理
出版社
新潮社
発売日
2003-04-01
ISBN
9784104422029
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深尾くれない / 感想・レビュー

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さなごん

だんだん先の予想がついて星斬の章の中頃でリタイア。気持ちは伝えないとわからない。女にも気持ちはあるんだよ。宇江佐真理さんの歴史ものは苦手。

2016/01/10

丸太

楽しくはない。が、じっくり読んだ。此れ迄とあまりに作風が違い驚いた。最初は嫌な感じを受けたが、進むにつれ、成る程と唸らされた。刀を極めた真面目で不器用な侍が意地を貫き、最後は娘に理解されジンときた。

2016/07/02

Levi

牡丹と剣に愛情を注ぎすぎ妻に裏切られ、妻を二人も切り捨ててしまった深尾角馬。残された娘との関係はぎこちなさがありつつも愛情を注ぐ。角馬の不器用さが悲しい。

2013/01/29

松風

井蛙流(敢えて一字省略)創設者の生きざま死に様…というよりも、作品の視点的役割である、その妻、娘にやはり感情移入してしまう。だからこそ<剣の道>を極めようとする姿が矮小なものに思えてくる。…正直、宇江佐作品は市井もののほうが好み。

2012/06/24

みかりん

実在の人物深尾角馬。背が低いことえの劣等感とプライドで剣術の使い手。無口で不器用な性格の為 奥さんを二人も女敵打ちした角馬。娘のフキにはしっかりと愛情があった事が救いです。でもこんな最後なんて…。切ない終わりです。もっと思いを口に出してたら 違った人生があったのかも。

2019/02/01

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