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さくら伝説

さくら伝説

さくら伝説

作家
なかにし礼
出版社
新潮社
発売日
2004-03-30
ISBN
9784104451067
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さくら伝説 / 感想・レビュー

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あつひめ

表紙とタイトルにひかれて手に取った。背徳と死と紙一重のセックスはこの世のものとは思えない快感なのかもしれない。千年桜の妖にとりつかれたように心が乱れる。さくら…日本人だからこそ反応してしまうタイトルでもある。刺青は、体に刻みながら…心へ浸透して体にも心にも花が咲いているのかもな。愛する人の最後の女でいたい。妻という不動な地位を持っていても、女としてのプライドもあるのだろう。妻だからこそ許せない気持ちが沸々と…噴火寸前のように熱くなっていたのか。命がけの愛。ふーん…というラストだったが、桜だけは見てみたい

2013/09/05

ほのたろう

貞淑な妻との生活と、若き愛人との情事

2005/12/24

としえ

桜が好きなので、タイトルに惹かれて図書館で借りてきた。プロローグは良かったが、後は・・・。千年桜の元で出会った縁で結婚した妻があり、心臓に病を抱えながらも、昔別れた女性の娘と不倫関係になる大学教授。もうこの設定が嫌、と思ったが、読み始めた以上、途中でやめるのもなんとなく嫌で最後まで読んだ。が、誰にも感情移入できないし、これはいいと思う台詞もなかったし、得るものがなく終わってしまった感がある。

2012/11/24

カンパネルラ

死をかけてセックスをするってアイデアはいいのだが、エロティックなシーンの描写も弱く官能的とは言い難い。千年桜とか沖縄の呪術的なものとか取り入れ過ぎて焦点が曖昧になってる感じもする

2010/05/13

takosi

背徳、不道徳、輪廻、精神世界、等のキーワードを巧い事まとめたなという印象。「さくら伝説」という艶めかしいタイトルの割には文章から色艶が臭い立ってこなかった。作詞家としては魅力的だが、小説家としては…。

2012/05/04

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