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アカシア香る

アカシア香る

アカシア香る

作家
藤堂志津子
出版社
新潮社
発売日
2001-05-01
ISBN
9784104460014
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アカシア香る / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

北海道出身の藤堂さん作品で初読みでした。本作しか読んでいないので、なんとも言えませんが、オトナの男女(特に女性)の描写が素晴らしいなと。変に上品すぎず、無理にセクシーにせず、どこかユーモアを忘れないチャーミングな女性をこんなに上手に書ける作家さんは他にいないのではないのでしょうか。かといって、大御所的な重さもそれほどないので、手にとりやすい作風なのかなと。本作では40半ばの独身女性の恋愛と癒し、そして再生を見事に描いた物語です。自分の持つ信念にブレることなく、振る舞った主人公「美波」が最高にステキでした。

2018/08/15

優希

艶やかで滲み入るような世界でした。人生の舞台から引退した美波に寄り添う音村と墨丘。転機と再生が同時に訪れたように思います。まさに運命のドラマと言えますね。

2022/04/04

風人

東京から母親の看病に札幌に戻り、母を亡くし同窓生から紹介された同窓生会館の管理人に就いたところから物語は始まる。不倫した社長の会社への復帰、母親の死、不倫相手の奥さんの自殺未遂、同窓生の仲間達の友情、45歳という30代には戻れないけど50代にはまだ間がある微妙な期をうまく書き綴ってると思う。東京には戻って欲しくなかったけどね!

2020/02/21

グリーンクローバー☘

45歳独身の美波の不倫後、母を看取るために地元北海道に戻った。高校時代の仲間たちとの交流やら恋愛…。20代30代の頃とは違う自分を再確認していく…。 まったく面白くなかったなぁ。

2018/08/12

心星

藤堂志津子らしい作品。彼女か描く主人公は皆、恋に生きるけど、束縛を嫌い孤独をに強い女性。できれば東京に戻らないでほしかったな。

2013/09/13

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