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すばらしき愚民社会

すばらしき愚民社会

すばらしき愚民社会

作家
小谷野敦
出版社
新潮社
発売日
2004-08-26
ISBN
9784104492022
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すばらしき愚民社会 / 感想・レビュー

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阿部義彦

あの、「もてない男」の小谷野さんの社会評論です、もとは新潮社の季刊誌『考える人』に連載したもの。「他人を嘲笑したがる者たち」「マスメディアにおける性と暴力」などテーマ別に述べられて解り易いです。大学生がバカになったのではなく、バカでも大学に行くようになったのだ。卓見!「新書戦争に物申す」なんて、私と同じ事思ってて、頷きまくりました。ネットの出現で大衆社会は新しい段階に入ったのだ。なるへそ

2015/07/09

袖崎いたる

ひっさしぶりに小谷野敦本。批判がすげぇ。使命感めっちゃあるな、エセ科学を攻めることへの。ポパーは最近反証可能性について読んだから、グランドセオリーに対するキナ臭さを感知する嗅覚もわかる。しかし科学や実証性だけで生きてくのはさびしいです。フロイトや岸田秀、現代思想もオモロいんだもん。眉に唾付けておきんさいってのは良いにしても。

2022/11/21

kj54

そうだった、2004年の段階では、内田樹は魅力的だった。

2017/03/11

謙信公

新書戦争に物申す!に納得しながら、新書の積読にあふれている自分が悲しい・・・。喫煙はやっぱり吸わない者に合わせるべき。煙が嫌なものは嫌!迷惑千万!思考に偏りがある知識人こそ愚かなのか?

2015/07/17

脳疣沼

最後の禁煙ファシズム批判は、反原発批判と似ていて、ちょっとよく分からない。煙草の害についても専門的なことは分からん。他の部分は説得させられたが、いろんな人の批判が出てきて、本当に著者がそう断罪できるほどの安易な理論を唱えているのか疑問。自分で確認しないとな。まあしないけど。あとがきは勢いがあって、なんか感動的な締めだった。

2014/08/26

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