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うそうそ しゃばけシリーズ 5

うそうそ しゃばけシリーズ 5

うそうそ しゃばけシリーズ 5

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2006-05-30
ISBN
9784104507054
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うそうそ しゃばけシリーズ 5 / 感想・レビュー

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hirune

今回は長編。湯治のために箱根に旅立った若だんなだけど、初っ端から兄や達がいなくなるわ、天狗に襲われるわ、人さらいにあうわ、地元民につけ狙われるわロクなことがない^^;この原因が女のヒステリーと思い込み(幼女だけど)しかし、姫神様が千年も経っても幼女のまま成長せず、未だに恐怖と不信に悩まされているのは、父の山神様と世話係の天狗達の教育の怠慢なのに若だんなに八つ当たりとは筋が違うんでないの?そこのところ天狗に小一時間くらい問い詰めたいところだね☆

2015/03/26

セウテス

しゃばけシリーズ第5弾、長編。若だんな、少しでも健康に成るようにと、箱根で湯につかる為に初めて旅に出ます。のんびりと湯治をして、少しは若だんなが健康になるのかと期待しましたが、それどころではありません。船に乗り込んだは良いが、佐助と仁吉の姿が見えなくなり、宿に着いた夜には人さらいに会ってしまう。更には天狗達の襲撃を受け、山神の娘に悩まされる。今回は「自分は何の役に立つのか」という思いを持つ者たちの、あがきや叫び、そして乗り越え様とする姿を描いています。己の運命と向き合い、必死に生きる姿は清々しく感じます。

2015/09/23

万葉語り

シリーズ5作目。若旦那と手代二人が湯治に出かける巻。家鳴と松之介もお供に船で出発するが、まだ船出して間もないうちに手代とはぐれ、人攫いに会い、乱闘に巻き込まれ天狗に目を付けられる。何ともアクティブな展開に今度こそ死んでしまうのではないかとハラハラした。箱根に行ったのに温泉になかなか入れず気の毒な旅だったが、今までのお話では一番のお気に入りの巻になった。2017-86

2017/06/04

calaf

人間も、妖しも、神様も、みんな自己中の集まりだ〜

2010/05/05

えぐ@灯れ松明の火

ひさしぶりの長編。 喜びに胸を膨らませて湯治へ出かけた若だんなに襲い掛かる?、武士に雲助に天狗に姫神と盛りだくさん。 若だんなと姫神の悩み相談と雲助の新龍と勝乃進のエピソードがなんだか身につまされます。 鳴家のくすぐりあいっこあたしも参加したいw

2011/02/19

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