KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ちょちょら

ちょちょら

ちょちょら

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2011-03-22
ISBN
9784104507139
amazonで購入する

ちょちょら / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

エンブレムT

江戸留守居役に必要なのは、金子(きんす)に伝手(つて)に口八丁。新参者の新之助にはないないずくしの職なれど、多々良木藩の困窮を救うは彼の機転のみ!!・・・面白かったです~♪登場人物がとても魅力的でした!主人公の謙虚な誠実さは応援したくなるし、優しいんだか優しくないんだかちっともわからない、煮ても焼いても三枚下しにしても食えないような癖のある連中がなんとも粋に描かれておりました。自害した兄の無念や、同じ職仲間との腹の探り合いなど、ミステリー部分にも惹きこまれました。シリーズ化希望です!!

2012/01/17

まりこ

兄の自刃によって部屋住み(無職)から江戸留守居役へなった新之介。 なんとなく大奥の頃の嵐の二宮くんをイメージして読みました。 ちなみに美丈夫な岩崎さんはドラマしゃばけで仁吉役だった谷原さん。 幕府からのお手伝い普請の噂が流れる中、西の丸での事件をきっかけにお手伝いの内容を掴む新之介。 これ以上お手伝い普請を受けたら藩は立ち行かなくなる瀬戸際の中、組合仲間と全藩(250藩以上)総抜けを思い立ち、実行に移します。 総抜けするために江戸留守居役はジャンケンやお菓子を求めて奔走しますが、結果はいかに!?

2013/09/08

パフちゃん@かのん変更

さすが「しゃばけ」の畠中さん、安定した面白さです。万事優秀で抜かりのない兄と比べられて育った失敗の多い次男。でも芯の強さと腹を割って話せる友達を持つことのできる人間性の良さ。弟の勝ちですね。終わり方が腑に落ちなかったので、この話はまだ続編があるのかな。

2014/07/22

かずよ

平々々凡々々の新之介の方が全てに秀でている兄千太郎より打たれ強かったと言う話。面白くない訳ではないのですが最後まで読みにくくなかなか前に進まなかった。続きがありそうな感じですね。

2012/03/12

ドナルド@灯れ松明の火

一気読み。しゃばけシリーズ、若様組シリーズよりも面白いかも!師匠のようにミステリっぽい時代小説が上手く書けている。間野新之助の仲間となる各藩のお留守居役たちのキャラがなかなか考えられているし、お留守居役の虚虚実実の駆け引きが何ともたまらなかった。続きも是非書いて、シリーズ化してほしい。

2011/10/14

感想・レビューをもっと見る