むすびつき しゃばけシリーズ 17
むすびつき しゃばけシリーズ 17 / 感想・レビュー
いつでも母さん
シリーズ最新刊。若だんなも少しずつ成長してるんだけれど・・もう一つぐっと?ガツンとくるのがそろそろ欲しいところですね。若だんなが生まれ変わり?なんていうタイトル作を含む連作5話。17巻目にもなるんだなぁ・・いえ、私は仁吉推しですが。(死ぬのは怖い。皆と離れてしまうのはもっと辛い)と思う若だんなの気持ちは分かるよ。だから『今』を懸命に生きるってことですよね。
2018/08/27
雅
時間の流れが違っても繋がりがあって、その繋がりを大事に想って、いい話でした。人も妖も鬼も、みんな大切にしてる。
2018/12/10
初美マリン
あやかしを中心とした今回のシリーズ、もしかしたらこれで終わり、かな❓とふと思いました。
2019/01/07
のっち♬
輪廻転生をテーマとする短編5篇。『昔会った人』は金次が語り手で、早速新旧の時間軸を自在に往還させる。このスキルがなければ本書は成立しない。『ひと月半』は会話の切り口からして頗る胡散臭く、河童vs死神が浮上する流れがユニーク。表題作は鈴彦姫をヒロイン枠に「無理矢理にでも、事を押し通す!」という若だんなの大胆さが見れる、今回は全体的に元気。『くわれる』の犯人は一択なのだが、展開が捻ってあり読ませる。『こわいものなし』も妖流のすっとぼけた反応が楽しい。若だんなと寛朝をはじめ各キャラクターの脚光のバランスも良い。
2024/08/01
あっか
シリーズ第17弾。表題の通り、前世や現世の若だんなとの『むすびつき』が共通のテーマ。若だんなが死んで(?)早速生まれ変わりが出てきたり、若だんなの前世だという人が出てきたり…最後の『こわいものなし』は今までにないくらいのドタバタ具合だけど(仁吉が低い声で夕助にお礼を言うところ、カッコいいー!!)、最後は若だんなと妖たちの今後を考えてちょっとしんみり。いつまでもこの時間が続くといいな。鈴彦姫のほんのり恋心?な『むすびつき』が1番ほっこりしました。
2018/11/11
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