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花伽藍

花伽藍

花伽藍

作家
中山可穂
出版社
新潮社
発売日
2002-02-22
ISBN
9784104522019
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花伽藍 / 感想・レビュー

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秋製 

これは短編集です。読み出してすぐに違和感を覚えた。読み進めて正体を知る。え?女性同士?いきなりこんな感じで始まり、特別興味も嫌悪感もなかったのでサックリと読ませてもらいました。相手が異性だろうが同性だろうが、恋愛の悩みは突き詰めると変わらないなと思いました。「燦雨」という話はちょっと憧れる部分もあり、羨ましく感じました。大好きな相手となら、こんな結末でもいいかな?なんて・・・。

2012/12/13

りんりん

出会ってしまうことってあるんだろうなあ。初読みの作家さんです。最初の「鶴」で心を掴まれてしまいました。次は「マラケシュ心中」。

2021/04/15

Hisatomi Maria Gratia Yuki

障害のある恋というと、現代日本では同性同士じゃないとストーリーが成立しないのかな、と思ったり。恋の悩みの中味は変わらないのにね。自分が歳とったせいか、みなさん恋愛にエネルギッシュですね、とも思う。その意味では最後の作品はなんだか怖かったな。自分はできれば執着を手放して、天人五衰のようにあっさり死にたいなどと思ったり。

2020/03/02

とこっぷり

こんな風な気持ちがアップダウンするのが「恋」だったなぁ~と久しぶりに恋する気分を味わいました。ただ、激しい分だけ切なさと抜け殻感と孤独が引換えなんだけど。

2010/11/15

ぺぺらって

『ケッヘル』に続き読みました。短篇集。女性同士の恋愛物語。あまり同姓愛をあつかった物語を読んだことがなかったのでそれだけで新鮮。最後の老婆二人のお話が特に好きだー。

2011/07/20

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