アフガニスタン敗れざる魂: マスードが命を賭けた国
アフガニスタン敗れざる魂: マスードが命を賭けた国 / 感想・レビュー
Maumim
マスードという名の英雄がアフガニスタンにいたこと。彼がテロに倒れたのは、米国の同時多発テロの2日前だった。もし、彼が生きていたら、と思いをめぐらさずにはいられない。旧ソ連のアフガン撤退後の内戦がどのようなものだったのか、なぜ内戦がやまなかったのか。単純な民族の対立ではなかったということ。イランの空港で会った英国に移住したアフガニスタン人たちのことが頭をよぎった。彼らも戦災を逃れた人々だったのか。
2010/10/24
fudl
ラジオ深夜便から知り得た写真家:長倉洋海氏の2冊目。この本により90年代頃の混乱した中東情勢や、9.11世界同時テロ事件について新たに多くのことを知った。アフガニスタンのために満身創痍で戦いつづけたマスードという英雄的な指導者が存在したという事実、またその彼自身も 同時テロの犠牲者の一人であることも知ることができた。他にも関連本を読んでみたい。
2021/06/11
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