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愛と資本主義

愛と資本主義

愛と資本主義

作家
中村うさぎ
出版社
新潮社
発売日
2002-11-01
ISBN
9784104567010
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愛と資本主義 / 感想・レビュー

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あっ!chan

「愛と資本主義」そう、愛とお金は交換できる、愛はお金で換算出来る…とこの本を読んでいると、そうかもしれないと思ってきちゃう!ホストという疑似恋愛をお金で売る商売の権化を取り巻くソープ嬢や探偵(=殺人者?)、二重人格者や普通の主婦なんかが入り乱れて、自分の価値観で愛を語ってしまう。男にとってそんな考え方は無理!ムリ!と思いながらも、作者はきっとお金の伴わない純粋な愛情が…と言いたかったのかもしれないと思っている。だって最後の終わり方は、ごくごく当たり前の恋愛小説ぽかったものの。

2013/12/17

ピン

中村さんの小説は、やっぱり文章や言葉の選び方が上手くてすごく面白い。実体験を下敷きに書いているからか、行間から伝わってくる作者の情念がページを繰る手を止めさせないのかな。 ミカの破滅的な姿は、フィクションの中で昇華される中村さんの姿かな。

2017/07/23

のりまき せんべい

うーむ。これは駄作ではあるまいか…。

2013/05/03

玉虫左太夫

ただ驚きの小説でした。中村さんは、私と同年代。同志社の英文科卒で、ホストクラブにはまるなんて経歴は、何かあったのでしょうね。現実と夢と愛と絶望を行ったりきたり。オヤジの感想なので、陳腐になるしかないな。それにしても、のめりこみました。

2010/10/27

ボスむっち

これが愛だ!と瞬時に感じられることもあれば、どれだけ考えても愛ってなんなんだ?と答えが見つからないこともあって不思議だなぁと思う。ホストクラブはお金が絡んでいるので愛なのかはたまた執着なのか余計にややこしくなる。リョウくんの「嘘か本当かなんて確かめる必要はない、新しい人生を歩んでいるんならそれでいい」は愛だと思った。こんなふうに客を想ってくれる担当素敵だなあ。

2023/05/19

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