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セックス放浪記

セックス放浪記

セックス放浪記

作家
中村うさぎ
出版社
新潮社
発売日
2007-09-01
ISBN
9784104567058
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セックス放浪記 / 感想・レビュー

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ホッパー

前半はハチャメチャな体験記。後半はひたすら自己分析。ここまで自己開示できるのは凄い。全編卑屈な思考で貫いているのに、理屈の書きっぷりと勢いで読めてしまう。何故そこまでもがくのかは、愛されたいという地獄、という一言に集約されているように感じた。

2021/08/09

pom

再読。求められることにナルシスティックな快感があるのは、女が「求められてこそ花」と考える生き物だから。作者が求められる快感に固執するのは、それこそが快感のツボであり、同時に苦痛の源なのだ。ってところに共感した。先日読んだばかりの槙村さとるのダンナの批判が載っていた(笑)KMってそんな奴だったんだ!

2014/01/12

なおたん

健気なまでに自己分析しまくっている文章が、胸に響く。もう、そんなに自分にメスをいれなくてもいいよ、と言いたくなる。

2012/06/04

CHI-PON

図書館で返却棚にセックスと言う文字、目が行った!そして借りた(笑)図書館で扱ってることにもびっくり!大きな図書館なだけあるのか普通のことなのか、小学生のときに和英辞書でSEXと調べたときのウキウキするような気分で読み始めました。2丁目のママとガールズトーク、面白すぎる!一緒に参加したい!仲良い友達で一緒にシーモネーターをしゃべるのって楽しいんだなぁ♪ムリーとか言う女がむり(笑)デリヘルを経験しウリセンに恋をし、自分自身を愛するために悪戦苦闘し狂う、キリスト話をまじえた対談も面白かった。(図書本)

2013/11/26

露悪趣味の人の体験談だと思って読んだら違ってた。文章は筆がノッている時はまるで坂口安吾のような軽快且つ説得力のあるものでビックリした。後半は自己分析にページを割き、自分の性をどうしていいのか自分でもわからず煩悶を繰り返している思考の蟻地獄みたいなものにハマっている人なのかなあと思った。

2011/09/29

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