KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

みんな元気。

みんな元気。

みんな元気。

作家
舞城王太郎
出版社
新潮社
発売日
2004-10-28
ISBN
9784104580026
amazonで購入する

みんな元気。 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

風眠

何なんだ!このワケわかんない疾走感は!最高じゃないか!物語の入り口と、ラストの着地点のちぐはぐさといい、もうほとんどギャグなんじゃないかという感覚、嫌いじゃない。『スクール・アタック・シンドローム』では、大量殺人をやらかしそうになった息子と父親が、事情聴取で話してる会話がシュール。噛み合っているような、無いような、本人達はいたって真剣だから余計に面白い。『我が家のトトロ』では、自分探し中の父親がかます「トトロ論」が、妙に説得力があって「おぉなるほど」って、ちょっと感動したりして。不条理劇のような短篇集。

2013/07/03

とうゆ

相も変わらずの、展開がぶっ飛んでいる家族物語。それなりに面白かったけど、いつもの舞城王太郎という感じ。

2015/01/17

かみしの

文庫が手に入らない3つの短編を読むために。表題作は、文字通り“浮いてる” 人達のはちゃめちゃな家族物語。誰もが何かを考えて生きている、子供も大人も透明魔人も。なんじゃこりゃー、としか言えません。同名のイタリア映画も、あらすじを見る限り関係がありそうなので、見てみたいです。p17の会話は何やら示唆的。一番印象的だったのは、「矢を止める五羽の梔鳥」。謎のこじつけ推理と、ごった煮感が舞城らしくて好みでした。最近思うのが、福井弁がなんだか可愛らしい。

2012/11/15

Book Lover Mr.Garakuta

図書館本:速読。なんか、引っ掛かりどころのない本。面白いといえば面白いが、読み重ねないとその面白みには到達できないかも。★4

2019/01/28

よっぷぃ@アイコン詐欺

その事件、必要なんですか? ……って感じだけど、今回も見立て殺人が挿入されてた。今回は見立てじゃなくて、野点だっけか(笑) 見立てやトリックを暴く過程を楽しませるでもなく、事件を提示してすぐに謎解き披露だし……ほんと何のために事件が起こってるんだろう。それでなくても、空飛んだり、家族入替えたり、恋したりと、いろんな事が次々に起こって目まぐるしい。おまけに時系列もあっちこっち飛んだりする。これ、読みにくいんだろうな……なんか評判がよくないってのも、解るような気がする。でも、好きだ。いいぞ、もっとやれ!(笑)

2012/05/31

感想・レビューをもっと見る