なぜ、白雪姫は毒リンゴを食べたのか
なぜ、白雪姫は毒リンゴを食べたのか / 感想・レビュー
♡kana*
タイトルに惹かれて、読んでみたら。こういう情報が必要ってことかな。 それは似合わないとかは今でも言われる。実家には帰りたくない、けど帰らないと怖い、から帰る。けど、緊張する。【「オマエの幸せのためにいっている」「子どもの幸せを願わない親はいない」「信用できるのは身内だけ」】【自分をここまで育ててくれた親を裏切るのではないか、親不孝なことを自分はしているのではないか】
2015/11/01
ゆい
不思議なタイトルに惹かれて読んでみました。えーそういうこと!幸せ恐怖症、というものの概念が書かれていて、自己卑下による優越感といったコアな感覚に触れられます。よくこんなことに着目して本を書こうと思ったなあとびっくり。でも始めて知ることが多くて、世の中にはこういう人もいるんだなあと思いました。結構面白かったです笑
2014/06/19
虹
19歳で家をでて自由になったので、ここまで毒林檎を食べる白雪姫にはなってなかったようです。白雪姫を例えにわかりやすくおもしろかった。ただカウンセリングのジャンルではなく心理学で、これを読んだからといって心の傷には足りないとおもったので、自覚のある方はAC関連のカウンセラーの本またはカウンセリングを併用したほうがよいだろう。ややこういう人はこうなる、みたいなのが言い切りすぎなとこがあるがそう書くしかないのかな。そういう人もいるってことで。
2017/12/08
Yoshie S
これ、当てはまるんじゃない?と思ったら「違います」と(笑)。母と娘、嫉妬から歪む人格形成論。一番近しい母親から嫉妬されて、幸せをあえて破壊していく娘。嫉妬しているばかりではないだろうけど、現代の病理だなぁ。空気を読むとかダブルバインドって日本人は特に顕著かも知れない。自分と母との関係、母親としての自分(娘はいないけど)…そして自分自身…。参考になることが結構あると思う。
2014/11/30
よく読む
幸せ恐怖症の人がいる。男運が悪かったり、友人をまとめて連絡絶ったりする人たちだ。母親は娘に幸せになってほしいけど、自分以上に幸せにはなってほしくない。似合わないパンツを似合うと言って履かせたり、娘の彼氏を貶す。夫からの愛を感じられない母親にありがちだ。そして、娘も同じことを友人や子どもにしてしまう。彼女たちを救うのは男性からの愛情だ。白雪姫の初版は実母が実子を殺す恐ろしい物語だが、物語に王が一切登場しないことや、不審な毒りんごを口にする白雪姫が幸せ恐怖症だと解釈すると辻褄が合う。
2016/02/05
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