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夜の桃

夜の桃

夜の桃

作家
石田衣良
出版社
新潮社
発売日
2008-05-22
ISBN
9784104595037
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夜の桃 / 感想・レビュー

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きさらぎ

くたびれ果てて眠る時間もない時でも女性のことを考えられる男性は間違いなくモテる。結婚後も遊びや浮気ではなく恋愛をしていると言える人も。美しい妻比沙子・同じ業界で働き仕事の相談もできる麻衣佳・20歳年下の部下千映との四角関係は秘密にしていれば続いたはずなのに、初めての体験を誰かに話さずにはいられない男の性が地獄の扉を開く。恋人と別れてから離婚を切り出す比沙子や妻には嫉妬しないが千映には嫉妬する麻衣佳の女心がわからない雅人は誰にでも優しく誰のことも見えていない。夏の終わりに全てを決めるのは女だということも。

2018/07/27

あつひめ

sex描写をすると官能小説になってしまうのかしら?と思ったけど、女と男が根本的に別の生き物だと言う気もしました。おとこは脳みそで物を考えるけど女は子宮で考える。女は男のためにバカになれるけど、男は自分のためにバカになる。バブル期のイケイケ時代のような羽振りのよさ。その中で女が元気の源なのか、仕事が元気の源なのか。なんとも最初から最後までふやけちゃいそうな物語。他の読者感想にもありましたが、官能小説の大御所にはまだまだ及ばないかな?

2011/06/15

巨峰

エロいです。しかも、男目線のエロさ。かえって、潔いと言えるかもしれないです。東京のIT会社を経営する45歳の主人公は妻と30代の愛人がいる。そんな日々に、自分の会社に入ってきた20歳年下の女性(しかも、処女)に惹かれるのだが。。。読後、藤原道長を思い出した。「満ちている月は・・・」。。。。まあ欠けるしかないよね。この小説、ある種の男性の本音だったり、夢だったりを素直に表現したと言える。ラスト。やれやれ。懲りないなあとw

2011/05/04

星落秋風五丈原

「お願いします、年上の男の人じゃなきゃ、だめなんです」 空虚な日々に流される男が出会った、少女のような女。その隠された過去を知り、男は地獄のような恋に堕ちた。喪失と性愛の極致を描いた、衝撃の物語。毎回のベッドシーンが濃厚。

2008/06/25

じゅんこ

出会ってみたいもんですね

2018/09/21

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