かんじき飛脚
かんじき飛脚 / 感想・レビュー
榊原 香織
良いですね~。3冊シリーズの1巻目。正統派時代劇。ワクワクドキドキジワ~。 飛脚が主人公というのが珍しい。 加賀飛脚。男気もある。今回は雪山での戦い。 走り方はやっぱり難波走り
2024/06/18
BlueBerry
シリーズ2弾のべんけい飛脚が出たので遡ってこれから読んだ次第。ストーリーとしては序盤から概ね想定の範囲内の話で終始していましたので大分物足りなさが残ったように思います。終盤は一力さんにしては珍しく、アクション系で纏めた感じになっていました。ラストの部分は割と上手に書かれていたので少し楽しめたと思います。全体の感想としては「思っていたよりはパッとしなかったかな」ユーモアとかハートウォーミンとか内面に訴えかける物が足りなかったのが敗因じゃないかと思います。序盤○中盤△ラスト○総合○
2014/12/15
みさどん
飛脚の世界も知らないことがたくさんでおもしろいもの。なんてったって、走り方がキリン風というのに驚き。登場人物が多くて場面がどんどん変わって、一気に読まないと理解が難しいみたい。山場は手に汗握った。でも、どこを一番書きたかったのかなあって最後までバラバラな感じがした。勧善懲悪なので、好みの人は駆け抜けられる。
2017/10/28
野比玉子
加賀藩金沢から江戸へ蜜丸を運ぶ事になった三度飛脚の面々。そこには御庭番から命を狙われる危険との隣り合わせ。冬の親不知での命懸けの長走りや、道中、追分宿での飛脚と宿の女中との恋。ハラハラドキドキが止まりませんでした。飛脚の弥吉と猟師が御庭番の餌食になってしまったのは残念だったけど、無事蜜丸が届けることが出来たのは、ひとえにひきゃくたちqの活躍と淺田屋江戸店の伊兵衛の人柄のお陰でしょう。
2015/04/30
takaya
著者の力作。加賀藩の飛脚が幕府の手下に阻まれながらも金沢から江戸まで薬を届ける物語ですが、波乱万丈の展開で最後までどんどん読ませます。これまで著者の時代小説はいろいろと呼んできましたが、この小説は単なる時代小説ではなく、歴史的なことも織り込んであって、とても興味を惹かれました。
2024/04/13
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