KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

八つ花ごよみ

八つ花ごよみ

八つ花ごよみ

作家
山本一力
出版社
新潮社
発売日
2009-07-01
ISBN
9784104606054
amazonで購入する

八つ花ごよみ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゆみねこ

ききょう・女郎花・小梅・桜・菖蒲・尾花・紅花・ひいらぎの八つの花にまつわる夫婦の人情話。さらっと読んでしまったが、すぐに忘れてしまうだろうなぁ。老境にさしかかり病を患う女房を献身的に看病するききょう・女郎花・桜の話はよかった。

2013/02/12

紫 綺

文庫本にて読了。

2012/12/14

Makoto Yamamoto

再読本。 久しぶりの山本一力。 作者還暦頃の短編集の為か、老境に差し掛かった夫婦たちの話が8編。 いずれも江戸の市井特に深川に住む人たちの姿・人情が、いつものように悪人が登場しないストーリーで描かれている。 読むたびに、好みの編がある。 今回好みなのは「路ばたのききょう」、「京橋の小梅」、「仲町のひいらぎ」

2022/07/10

baba

花にまつわる短編種。長年連れ添った夫婦の想い、商人の心意気、嫁ぐ娘への父の想いなどの物語の中で桔梗・尾花・菖蒲小梅と彩りを添えサクサク読める。最後の柊の比喩がわからなかった。

2015/08/23

シュラフ

花をテーマに夫婦の情愛を描いた短編集。山本一力さんらしく、どれも江戸市井に生きる人々のゆかしい人情が深く心に染み入る作品群となっている。作品とはまったく関係のない話なのだが、”女郎花”について ずっと”じょろうばな”と読むのかと思っていたが、”おみなえし”と読むのをはじめて知った。48にもなってのおのれの浅学に深く恥じ入る。ちなみに、美女をも圧倒する美しさ、という意味があるらしい。ひとつ勉強になりました。

2014/05/31

感想・レビューをもっと見る