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サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて

サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて

サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて

作家
田口ランディ
出版社
新潮社
発売日
2012-10-22
ISBN
9784104622023
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サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて / 感想・レビュー

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めりの

原爆、原発、水俣病、自殺者3万人の国って、よその国から見たら異常と思われても仕方ないな。でも日本が病んだ国だなんて正直思いたくない。田口ランディさんの本ってはじめて読んだけど、なぜか男性だと思っていたので、主婦で社会や自分を冷静に見つめて思考フル回転で・・・圧倒された。水俣病関係の本や他の作品も読んでみたい。

2013/10/13

るんるん

圧倒されました、自分の内面を語る気迫や自分とは違う内面の世界を知りたく対話を続ける姿勢に。いつのまにか自分の所属する世界に染まってしまいがちなのかもしれない、と気づかされました。

2013/04/21

さとむ

素敵な作家に出会えた。書店の「白石一文さんもおすすめ」みたいなPOPに反応して購入。僕がふだんぼんやりと感じていることを田口さんは言葉にして表現してくれていた。自身はコンプレックや心の葛藤のことを吐露しているけれども、対象に正面から向き合う誠実な姿勢には敬服する。講演会があったらぜひ話も聞いてみたい。次は「被爆のマリア」を読もう。

2013/05/19

自分から読もうと思って買った本なのに、読み終えて思ったのは本から自分が呼ばれたのかもしれないってことだった。

2013/03/10

ぽん酢

いつだって。明確でない自分の中のなにかを、文章にして明確にしてくれる。他のランディ作品も読んだが、これは、ご本人の混沌さ加減がよくしみ出ていて泥臭美があった。わたくしごとですが、本との出会いは古本屋さん。をスタンダードとする私が、ネットで知り、即購入するというイレギュラーの末、長年だそうと試みていた答えを出すきっかけとなる言葉がたった一言暗号のように記されてあり、なるほど、ここ最近のへんてこな点はここへ繋がっていたのね。と、普段から寄り道や抜け道が好きな成果を出すことのできた、私の中で意味のある作品。

2013/03/07

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