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7月24日通り

7月24日通り

7月24日通り

作家
吉田修一
出版社
新潮社
発売日
2004-12-21
ISBN
9784104628032
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7月24日通り / 感想・レビュー

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のんのん

7月24日通り。題名は読んでからのお楽しみ。読了後 可もなく不可もなしという感じでしょうか?今日はゆっくりしようかなという休日にちょうど良いライトな恋愛小説でした。

2014/03/16

ゆみねこ

地味な地方都市をリスボンの地形に見立てて一人ひっそりと遊ぶ小百合。あこがれの先輩聡史への想いを心に秘めながら、先輩の元彼女で今は職場の同僚の妻亜希子の相談相手になったり。小百合の性格はどちらかと言えば苦手なタイプ。 目次のつけかたが絶妙で読み終えてちょっとニヤリと出来た。

2013/02/01

楽駿@新潮部

川崎図書館本。平凡な人生を生きている本田。格好いい弟が自慢であり、平凡にしか生きられない自分の代わりに、華やかな人生を歩くことを夢想する。ここまで読んで、遠い昔の自分みたいと思う。そういえば、私は兄が自慢だった。初めから、負けが見えている賭けにはのらず、傷つかないように生きていく中で、本田にとって、自分自身の唯一の夢想が、自分の生きている町をポルトガルの町だと思い描くこと。自分の身の丈に合った恋を選ぶより、最後には、負けに気づきながら、己の心のおもむくままに選択した恋。頑張れ!玉砕したら骨は拾うよ。

2019/07/06

キラ@道北民

2019新潮文庫の100冊リストより。平凡女子、恋の主役に!という言葉に煽られ手に取ったが、主人公小百合には共感できず読了。弟の彼女めぐみの10の自分分析にはうなずける。めぐみをきっかけに傷つく事を恐れず自分らしく行動して、絵描きの彼に自分の色を話せる日が来るといいね。

2019/10/08

てんちゃん

大作ではないけれど、しっとり胸に余韻が残る作品。幸せだけを目指して要領よく生きれなくても、心を強くもって一歩踏み出して。吉田さんらしく、人の嫌なところが巧みにかかれている。だけど、人っていとおしいとも感じさせてくれる。良作。

2019/09/17

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