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疾風ガール

疾風ガール

疾風ガール

作家
誉田哲也
出版社
新潮社
発売日
2005-09-29
ISBN
9784104652020
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疾風ガール / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

青春小説版誉田さん。『レイジ』から続けて。こちらはバンドのシーンがあんまりなかったのでちょっと残念でした。せっかくの大好きな女の子ベーシストが活躍するお話だったのに。どんどんミステリタッチのロードムービーになっていきます。音楽の神様は意地悪で、才能のある人にしか絶望を気付かせない。それを乗り越えられるか、見計らっているから。もしかしたら彼女にとっての通過儀礼なのかもしれません。この後彼女はどんなバンドを作っていくのか、フロントマンとして歌う事はあるのか。続編『ガールミーツガール』も気になるので読んでみます

2014/03/25

しろいるか

グロくない誉田作品。武士道とは違った方向の青春もの+ちょこっとミステリ。序盤はちょっとイタい語りや台詞がいかにもケータイ小説という感じで抵抗あったけど、薫の一件からぐいぐい読めた。自分の才能を信じて日々生きていく者を、いとも容易く踏み越えていってしまう天賦の才の持ち主。妬むことも出来ず、なにくそと跳ね返す力の翼ももぎ取られる気持ちが胸に刺さった。少し残念なのは言うほど夏美が魅力的でないこと。今はただ蓮っ葉で頭の軽いギャルっぽく、カリスマオーラが見えない。続編で魅力が増すことを期待したい。マキがgjだった。

2011/09/05

myunclek

誉田哲也、初読み。友人の勧めで手にしましたが、読み出しはさほど惹かれる程でもなく外れかとも思いました。しかし、読み進める内に俄然ペースアップ。結局は一気読み。芯から面白く読ませて貰いました。誉田哲也この路線は、本筋では無い模様。確実に気になる、追いたい作家の一人になりました。

2015/06/23

達ちゃん

まさに「疾風ガール」!夏美が一陣の風のように駆け抜けていきました。久しぶりにロック聞いてみようかな(^^♪

2019/05/10

チガ

アマチュアながら人気のバンド、ペルソナのギタリストにして大きな才能を持つ少女夏美。そしてその才能に惚れ込んで自身が勤める芸能事務所と契約してもらうため、彼女に近づく祐司。そしてペルソナのボーカリストが自殺し…。2人の視点が交互に出てくる形です。途中ちょっとミステリーみたいでした。良くも悪くも大きすぎる才能は時に周りの人々に影響を与えてしまうのですね。予想よりも疾走感は無かったような。続編はどうなるかな。

2012/09/09

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