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祝福されない王国

祝福されない王国

祝福されない王国

作家
嶽本野ばら
出版社
新潮社
発売日
2009-07-01
ISBN
9784104660032
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祝福されない王国 / 感想・レビュー

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うめけろ

「下妻物語」がとても面白かったので他の作品も、と思って読んでみましたが、独特の世界が繰り広げられていて、きっとこっちがこの作家の世界観なんだろうな、という気がしました。僕にはちょっと合いませんでしたが、こういう感覚もありなのかな、という感想。

2012/12/05

小瑠璃

途中までだけ読んで長らくそのままになっていました。やっと読了。耽美な言葉で紡ぐ、残酷なお話たち。狭い世界の常識に縛られることの恐ろしさ。文体は嶽本野ばらさんだけに美しいのに、なんともグロテスクです。少し、『キノの旅』を読んでいる気分になりました。

2013/06/08

ウメ

野ばら流の残酷童話集。人の欲望を理性で止めることが一切ない。最後まで全く救いがないのが逆に爽快ですらある。現代美術の解釈については正直よく分からない。好きか嫌いか、その程度。

2016/02/18

みかん

子供には読ませられないおとぎ話の短編集って感じです。野ばらちゃんの作品がほとんど好きな方も好き嫌いが分かれそう。絵本の方の『うろこひめ』が好きな方にはオススメです。

2010/11/11

Tom Num

愚か者の愚かな行いが描かれている おとぎ話。2話目ぐらいまでは楽しんでページを繰っていましたが途中から似たような展開が多く少し飽きてきてしまいました。残虐なシーンや皮肉の効いた落ち等は作者ならではで、合わない方はひたすら合わないだろうと思います。世界観は逸品で童話が好きな人ならそれなりに楽しめるかと思います。そこでの常識しか知らない人を外から眺め、何を意味の無い事をやっているんだと呆れるように、自分も他の国や他の目から見れば滑稽で愚かな行いをしてしまっているんだろうなぁとこの作品を読んで思った…´д` ;

2018/06/27

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