らくご小僧
らくご小僧 / 感想・レビュー
くま
志らくが落語家になるまでの自伝を小説風に仕立てたもの。馬生の葬儀に学生の身で香典も持たずにおしかけ、その足で見た談志の「今日は落語はやりたくないんだ」を聞いて弟子入りを決めたのくだりに泣きました。
2010/02/19
toritaro55
これも、雨の中のらくだも、惜しいかな。一般、マスコミ受けするようにはできていない。落語、特に談志に近づくなら、赤めだかより雨の中のらくだの方が実がある。志らくを探求するなら併せて読みたい。
snakedoctorK
志らく師匠が語りかけてくる 楽しくホロ悲しく
2012/03/23
コマック
以前何度か師匠の落語を聴きに行った時に、まくらでよく子供の頃の話をしていたのを聴いて爆笑した記憶がありますが、この本でまた詳しく知ることが出来て良かったという印象です。自分と同学年ですが、お父様を始めとする家庭環境を非常に羨ましく思いました。
2023/10/19
えむしお
ずいぶん前に書かれた志らくの自伝的小説。子ども時代の話は古き良き昭和を感じさせるのんびりしたお話し。高校から大学生になった時の話は一気に読み進むことができ爆笑させていただきました。ちなみに本書の読ませどころは馬生師匠が亡くなったときの話と後の師匠となる談志の寄席での対応。立川志らくが落語家への道を歩み始めるまでの経緯がわかる本です。
2022/07/06
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