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セックスボランティア

セックスボランティア

セックスボランティア

作家
河合香織
出版社
新潮社
発売日
2004-07-01
ISBN
9784104690015
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セックスボランティア / 感想・レビュー

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ゆみきーにゃ

《購入》すごく勉強になり考えさせらる一冊でした。難しい問題ですね。。。

2014/04/09

謙信公

そもそも健常者と障害(碍)者の境界はどこにあるのか?治るか治らないかか?腕を骨折して自由に動かせない、痛風で歩くこともままならない。状態としてどう違うのか?あおり運転をして恫喝する人間が精神的に障害があるのか?障害者といえども、全身すべてに障害があるとは限らない。健常な部分もあるだろう。身体は不自由だが、頭脳明晰な方もおられるだろう。感情はあるのだから、人間の欲として性欲が怒るのは自然なこと。奈津子さんの話した「やっぱり同じ人間なんです。(後略)(P105)」という言葉が最後まで印象に残った。

2020/02/04

ふみこ

今までこれほどまでに障害者の性に迫った本があったでしょうか。単なる好奇心から手に取った本ですが、読み進めていくうちに「障害者」「性」「ボランティア」についてこれまでないほどに考えさせられました。私は無償のボランティアで性の介助を行うべきではないと考えます。やはり性行為は人間にとって感情と深く結びついた行動であり、風俗など、それを仕事として行う人たちはそれなりの覚悟をして働いています。この本に出てくる介助者の方には、その覚悟がまだできていないのではと思わされました。こんなふうに制度や金銭の絡む場合、「障害を

2012/04/28

onasu

障害者でも、生殖機能に障害がなければ、その部分は健常者と同様なのです。それは当然なのだけれど、そこからなんですよね。個々のケースとして、本書が出版されたことには一定の意義があったと思います。

2011/04/15

yasu

基本的に日本は性的欲求を堂々と表現する事がタブー化されてる中、障害者の性的欲求について知る事が出来ただけでもこの本に出合えてよかったと思う。この問題は本当に難しいと思うし、ボランティアで出来ることではない気がする

2010/05/23

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