君たち、どうする?
君たち、どうする? / 感想・レビュー
みつりんご
自分を守ってくれた水、火、木、星空、刃物そして自分を丈夫な身体に生んでくれた両親への感謝を決して忘れない、フィリピンルバング島で終戦を知らず30年間任務を遂行し続けた小野田寛郎さんはそんな方だ。帰国後キャンプを通じて自然との関わりを子供に伝える「小野田自然塾」を開きあえて子供に降りかかる困難に答えを安易に与えず「君たちどうする?」と投げ掛ける。逞しくなり家へ帰る子供を見て大きな喜びを感じる。ぜひこれから子供を育てる方に読んで頂きたい一冊。とても分かりやすく読みやすいです。
2014/10/13
ひろ☆
戦争が続いていると信じて、フィリピン・ルバング島で30年間任務を続けた元陸軍少尉。小野田自然塾、子供を行かせたいもんだね。
2014/02/03
RUN DOG
小野田先生の自然塾、参加してみたかったなあ。。。
2014/02/04
Ryuji
★★★★☆太平洋戦争の帰還兵である小野田寛郎さん(故人)が子供向けに主催する自然塾の話。30年間に渡ってフィリピンでサバイバル生活(小野田さん言わせればサバイバル生活ではなく任務なのかもしれないが・・)を実際にした方でありとても説得力がある。また親の責任ということについて考えさせられる。小野田さんが子供言う「自分がされて嫌なことは、他人にもしてはいけない」シンプルだがとても分かり易い。
2014/02/22
おりっち
大東亜戦争の帰還兵である小野田さんのルバング島から日本に帰還してからのお話。ルバングからの足取りが綴ってある。 日本に帰還後、なぜ1年でブラジルへ渡ったのか・・・日本の子供への教育・社会に対する思い・・・様々な葛藤を経て自然塾というキャンプを通しての体験学習に行き着く。 そこで子供たちに伝えたいこととは・・・? 戦争を体験し最後まで闘い抜いた著者の、これからの子供たちに向けたメッセージを込めた一冊。 大人・子供問わずたくさんの人に読んで欲しい一冊。
2014/05/09
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