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魔術師の視線

魔術師の視線

魔術師の視線

作家
本多孝好
出版社
新潮社
発売日
2014-09-22
ISBN
9784104716036
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魔術師の視線 / 感想・レビュー

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紫 綺

結局エスパーものかぁ。達成確率の低いデスノートってイメージ。途中までは結構緊迫感もあって面白かったのに・・・。最後が予想出来てしまうし、イマイチのオチ。まあギリギリまで楽しめたから良しとするか。

2016/06/19

タックン

政治の話・女性の友情と裏切り・超能力・メディア・殺人事件などいろいろ盛り込んだ伏線を前半にいっぱい書いたミステリーかと思って読み進めたら・・・・・。題名の(魔術師)に注目して読んでたら最後はそうだったんだあ。でもそうゆうことってあるのだろうかあ?ちょっと信じられない感じで後味悪いしちょっと怖い感じだな。これって軽いホラーかな?もう少し始めの心理描写をよく読んでたら最後はわかったかもなあ。ヒロインの瞳には共感したけど振り回されただけだなあ。この後の2人はどうなるのかな?

2015/01/28

hit4papa

女性ジャーナリストと似非(?)超能力少女の物語。主人公は、少女のインチキを暴いた結果、彼女の家庭を崩壊させてしまったことに後ろめたさを感じています。少女に頼られ,あれこれ尽力する主人公。少女に怪しさを感じながら、因縁ある政治家の犯罪に踏み込んでいく…という展開です。どこに連れていかれるかよく分からないため、読書のスピードが上がらない作品。クライマックスで、やっと本作品の全容が理解できるのです…。あぁ、そういことか。中盤までは惰性で読み進めましたが、ホラーとも言える緊張感たっぷりの幕引きは、よろしいかと。

2023/08/14

ケイ

作者が言わんとしているところは、わからなくもないけれど…。礼の不可解さはうまく描かれていると思うが、薫がなぜその礼を受け入れようとするのかがよくわからないので、最後も納得できない。全体の動機が弱いのかなあ。

2014/12/02

けい

ぐるぐると回転して行く虚と実。分かってもなおも裏返り続ける善と悪。主人公の視点を通して読み手側の思考が大きく振られて行きます。靄がかった全体の流れは意図的なのか、ぼやかした各人物像も意図的か?全体をつかみきれない物語でしたが、本多さんらしいと言えばらしいのかな。

2014/11/20

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