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そこへ届くのは僕たちの声

そこへ届くのは僕たちの声

そこへ届くのは僕たちの声

作家
小路幸也
出版社
新潮社
発売日
2004-11-25
ISBN
9784104718016
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そこへ届くのは僕たちの声 / 感想・レビュー

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優希

子供たちだけが持つ声を送り合う能力がSFのようなファンタジーのような空気を放っていました。大人たちに悪用されなかったのは、まわりの人たちの守りがあったからこそ。強い絆を見ることのできる友情の物語だと思います。

2022/08/26

3939タスタク

子供達にしか聞こえない『遠話』に纏わる様々な話なのだが、『所詮フィクションとか絵空事だよ』と、云ってしまえばそれまでだけれども、子供の可能性と云う物を考えれば、このような力が宿っていても何ら不思議じゃない。もしかすると自分自身も忘れてしまっただけで、そのような不思議な出来事に首を突っ込んでいたんじゃないかと云う錯覚すら覚えてしまう。 そして今この瞬間、見ず知らずの少年少女達が世界を救っているのかもしれないのだ…。

2012/10/03

ジュール リブレ

初版2004年。ハヤブサ=宇宙? ちょっと時代が合わない。しかも、小路幸也さん? これってSF?チャレンジングな一冊であることは確か。そして、ストーリー展開も。読後感の、心洗われた感じは、さすが。

2014/08/06

ゆみ

最初のほうは??という感じだったけど、中盤から面白くなって 畳みかけるように話が進むので、畳みかけるように読了。 子どもがみんないい子すぎて、ちょっと都合いい感じがするけれど 小路さんだし、OK。子どもが遠く離れた人と会話する遠話。 子どもにはそういうところ、ありそうだもんなぁ。 楽しめました。ハヤブサがどこかにいると信じてる。

2015/06/24

ぶんこ

特殊な能力を持った、勇気ある子供達が、最後に力を結集出来たのも、周囲の理解ある大人達がいてこそ。 ハヤブサの盾になって残ろうとしたリンのお父さんには、思わず泣いてしまいました。

2014/01/19

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