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ボーナス・トラック

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作家
越谷オサム
出版社
新潮社
発売日
2004-12-21
ISBN
9784104723010
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ボーナス・トラック / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

読んでいて本当に楽しい作品でした。轢き逃げにあい、死んで幽霊になってしまう「亮太」と偶然、現場を通りかかったハンバーガー店員「草野」、そしてバイトの「南」を中心に繰り広げられる物語はホラーともいわず、青春要素が多めで読みやすかったです。とにかくその人物も何事にも一生懸命な姿勢が、素晴らしかったです。人を信用するコトの大切さなどをサラッと伝えられ、仕事に対する責任感やストイックな姿勢など学ぶところも多かったです。ハンバーガー店における業務内容も興味深く、面白かったです。相変わらず越谷さん作品は面白いですね!

2014/07/19

ちはや@灯れ松明の火

ご一緒に幽霊はいかがですか?雨の夜にひき逃げされた大学生と第一発見者のハンバーガー店社畜青年、コーヒーにミルク付ける感じで憑かれてます。バカは死んでもバカのまま、冴えない系男子二名はパティじゃなくてバディです。見つけ出したいにっくき犯人と見つめていたいプライスレスなあの娘の笑顔、視えすぎちゃって困ってる頼れる学生バイトくんヘルプ入ります。ホントはちょっとさびしい能天気と一生懸命な不器用空回りが支え合うバランス良しのロスタイム、おまけがあるってハッピーです。期間限定幽霊セットメニュー、ひとつお願いします。

2015/04/27

takaC

読んでる最中に返却督促電話貰ってしまいましたが、無事に読み終えられました。気分爽快に。

2013/03/02

文庫フリーク@灯れ松明の火

『階段途中のビッグ・ノイズ』に続き越谷オサムさん2冊目。デビュー作は日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞だったのですね。ひき逃げされて幽霊となった亮太が軽妙。草野、南兄妹といい人ばかりで。RV車中の女の子とか残酷だけれど救いが有って。悲惨な話にならず、不思議にあっけらかんと明るく感じてしまう物語。表紙女性はGを踏み潰してしまったしょうちゃんでしたか。タイトルも納得。もっと短く引き締められる感じですが、デビュー作としては凄いかも。プロレス好きの私には楽しい物語でした。(三沢に黙祷です)

2011/07/03

myunclek

「陽だまりの彼女」で、気になっていた越谷オサム。生まれ変わりと怖くない幽霊との違いはあるものの、不幸な話なのにこの作品もホッコリ涙を誘うお話でした。幽霊だと分かっていても、いざお別れするとなると物悲しいものだ。

2016/05/03

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