勝ち逃げの女王: 君たちに明日はない 4
勝ち逃げの女王: 君たちに明日はない 4 / 感想・レビュー
takaC
『迷子の王様』は今現在手元にないので、『永遠のディーバ』を読んだばかりだけど復習を兼ねて単行本で再読。改題だけじゃなくて順番も変えたのか。真介と陽子の関係があまり時系列に進展しないからそんなことも可能なんだな。しかし、王子→姫→女王→王様という流れをあえて崩して改題したってことは、もしかして『迷子の王様』も文庫は改題するのかな。ところでセイコーとセイコーエプソンとイトーヨーカドーとセブン・イレブンは何故実社名なの?うっかり?
2015/11/19
おしゃべりメガネ
正直、本を読んであまり泣いたりはしない(できない?)のですが、やっぱり自分がサラリーマンなのでこういう話(リストラや再起、夢など)には滅法弱いです。特にfile3の『永遠のディーバ』はかなり心を震わせてくれました。年代的に自分が40代なので、主人公にもリストラ候補の人物にも、感情移入が半端なく、できてしまいます。やっぱりこのシリーズは戦うサラリーマン(もちろんOLさんも)に勇気と希望を与えてくれます。過去読了した作品の中では、かなりウルっときた作品に挙げられます。こういう作品を読むと勇気づけられます。
2013/07/29
大地
君たちに明日はないシリーズ第4弾。面白いです。やっぱりこのシリーズは好きです。小説として楽しめるだけでなく、色々な職種で、経験もそれぞれの人たちの考え方、生き方などが描かれており、参考になります。オススメのシリーズです!!
2014/10/05
再び読書
やはり鉄板の面白さ、本来はリストラを断行する代理人が主人公であるが、村上は人を見る、いや見透かすに近い見方で、面接を行う。ある意味矛盾しているのは、本来の目的を達成すること、今回は主に残る人材を確保するのが、メインであったと思うのだが、皆自分を取り戻し、または原点に返り、自分の道を見つけていく。少し、羨ましさを感じる自分に注意したくなる。ぼくなら、ここから転職(逃げ出す)と、転がっていく可能性の方が高いぞ」、危ない危ないと。ただ読後感は爽快です
2014/02/06
文庫フリーク@灯れ松明の火
シリーズ4作目にして初めてリストラ請負会社「日本ヒューマンリアクト」社長・高橋の過去にさらりと触れられる。未読の方のため、感想からは割愛。4作品収録中、最も好みは「永遠のディーバ」過去の自分にケリをつけられないままの飯塚に、自らの過去を話す慎介。会社名こそ「ハヤマ」と変えているものの「ヤマハ・ポプコン」世代、70年代トヨタのレビン・トレノに搭載された名器2T‐Gエンジン知る世代としては食い付いてしまう(笑)リストラ請負人・慎介との面談きっかけに、新たな一歩踏み出すリストラ対象者の方に、話の重心が→続く
2012/11/03
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