外務省に告ぐ
外務省に告ぐ / 感想・レビュー
金吾
外務省に所属していた人が書いているだけあり内輪話はかなり興味を引くものです。記者の話等は笑えました。ただ私のイメージでは外務省は急に悪くなったというよりも、佐藤さんが在籍していた時代も含め常に悪いというものなので多少の違和感を感じながら読みました。
2022/05/13
Ted
'11年10月刊。○面白おかしく茶化しただけの感が強い『外務省ハレンチ物語』と重なる部分も多かったが、本書はそれプラス外務省を立て直し国益に裨益する省になってほしいという親心からか建設的な意見が随所に盛り込まれており読み応えがあった。とはいえ、登場するトンデモ官僚どもの生態から受ける外務省への印象はインテリジェンスが専門の氏一流の計算に基いたディスインフォメーションなのだろう。「国益よりは省益、省益よりは自分の出世や蓄財」と思ってしまうのが「プロ意識の低い官僚の行動原理」なのだろうと思わずにはいられない。
2013/02/09
えこーづ
意外に退屈。
2014/08/01
アレックス
感想は引用をもってかえさせて頂く。文明が征服される根本原因は内部からの崩壊である。byデュラント組織のトップに立つ人間が、自身の利権争いの道具として組織を利用し始めたときから、ゆるやかな死が始まりますby「攻殻機動隊」荒巻大輔
2013/03/05
mochizo
外務省に勤務したからこそ、外務省の内部がよく描かれています。確かにエリートだし、国益に役に立っているのでしょうか、それに驕りたかぶるように血税を私物化していいわけもない事実を描いています。そして、やはりここでも鳩山由紀夫が官僚に倒されているという事実も描かれていますね。鳩山は「ルーピー」とかいって笑いものにしているネットウヨさん、本当に国のこと考えているのは誰なのかを考えたほうがいいと思いますよ。
2015/02/25
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