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ラスト ワン マイル

ラスト ワン マイル

ラスト ワン マイル

作家
楡周平
出版社
新潮社
発売日
2006-10-26
ISBN
9784104753024
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ラスト ワン マイル / 感想・レビュー

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Syo

これまたできすぎだけど いいねぇ

2022/06/09

Nak34

ついこの前の話のような気がするけど、4年前の話かな。実際にあった買収劇を題材に、作者の独特な嗅覚でアレンジ。文章もうまいし、実ビジネスにも通じているため、以外にも、かなり熱くなる。会社とは何か、ビジネスとは何か、改めて考えさせられました。実に、面白かった。

2010/12/24

kotte

最近、ヤマト運輸が荷受け制限を検討しているとニュースが流れたことで、物流会社を扱った小説を読みたくなり手に取ってみました。物流会社はラストワンマイルを担う重要な会社ですが、働く労働者の皆様はそれに見合った待遇を受けていないようですね。荷主からの値下げ圧力や消費者のサービス志向が物流会社を苦しめているんでしょう。荷主、消費者とも、大事なインフラである物流会社に対してもう少し感謝するべきですね…

2017/03/16

GOTI

☆☆☆☆著者の経済小説は5作目。いずれも力作でした。「バルス」はネットモールの物流網へのテロを、「ドッグファイト」はヤマトVSアマゾンをモデルとしたもの。そして本作はヤマトVS楽天か?15年も前の作品とは思えません。暁星運輸はこれまで独占契約していたコンビニ大手二社の宅配便取次を民営化された日本郵便に奪われる。次いで創業時からアシストしていた巨大ネットモール運営企業「蚤の市」から大きなインセンティブを要求される。物流企業の勝ち残りをかけた壮絶な争いを描く。ラストワンマイルを制する者が物販ビジネスを制す。

2021/08/26

Yuka

初読みの作家だったが、非常にテンポよく文章に無駄がなく読みやすかった。ネットショップ運営企業によるテレビ局買収劇に運送会社が参入しての三つ巴の攻防。今読んでギリギリ面白いが、「テレビの影響力にネットは敵わない」という程の魅力は最早テレビにはないから。

2015/11/27

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